みなさんこんにちは。
副業ブロガーのソルです。
マイホームを建てる予定なんだけど、外壁ってサイディングと塗り壁どっちがいいのかな?サイディングと塗り壁、それぞれの特徴やメリットデメリットを教えて!
こんなお悩みを抱えているのであれば、この記事を読むことで解決できます!
今回の記事は以下の人向けです。
- 外壁をサイディングにするか塗り壁にするか迷っている人
- サイディングと塗り壁の違いや特徴について知りたい人
- サイディングと塗り壁どっちがおすすめなのか知りたい人
今回の記事では
- 家の外壁は大きく分けて3種類
- 日本主流のサイディングについて
- 昔ながらの日本の塗り壁について
- サイディングと塗り壁どっちが良い
上記4つについてお話しします。
この記事を読み終えた後、あなたは
- サイディングと塗り壁の違いや特徴が分かった
- サイディングと塗り壁のメリットデメリットが分かった
- 自分にはどちらが合っているかイメージできた
という結果を手にすることができます!
家の外壁は大きく分けて3種類
それではまず、家の外壁の種類について解説します。
具体的には以下の3つです。
- 外壁タイル
- サイディング
- 塗り壁
それでは詳しく解説します!
その1:外壁タイル
まず1つ目ですが、外壁タイルについてです。
土や石、粘土を焼き固めて作ったものであり、耐久性や耐火性が非常に高く、高級感ある素材でもあります。
海外の高級な家でも採用されており、タイルを使用するだけでも高級感あふれる家に仕上がります!
値段は高くなりますが、その分いろんなメリットが詰まっているのが外壁タイルです。
ただし、最近の日本の家では外壁タイルがあまり採用されなくなっています。
ということで、この記事では外壁タイルにはあまり触れずに、事項でお話しする「サイディング」「外壁」2つに絞って話をします!
その2:サイディング
2つ目ですが、サイディングについてです。
サイディングと言っても、
- 窯業系サイディング
- 金属系サイディング
- 樹脂系サイディング
- 木質系サイディング
大きく4種類のサイディングがあります。
なお、現在の日本の家の9割はサイディング外壁でできていると言われており、その中でも窯業系サイディングが8割を占めていると言われています!
サイディングは、事前に工場で成形・加工・処理されたパネルを取り付ける工法となりますので、
- 施工コストが安い
- 施工品質にバラツキが少ない
と言ったメリットがあります!
その3:塗り壁
3つ目ですが、塗り壁についてです。
昔ながらの日本の家は「塗り壁」が主流であり、今もなお人気が衰えないオシャレなデザインの外壁でもあります。
サイディングと比べて「職人さんの腕に左右される」というデメリットはあるものの、
- 完全オーダーメイドの色・模様を選べる
- 職人さんの技術が光る「芸術」を感じられる
- 世界に一つだけの家の外観に仕上がる
というメリットがあります!
施工に関しては、
- 外壁に下地ボードを取り付ける
- つなぎ目をコーキングする
- パテを使って目地を埋める
- 下地の塗装をする
- 本塗装をする
という感じで、サイディングに比べて作業工数が多い=値段が高くなりがちです。
ちなみに、私の家も「塗り壁」の外壁です!
日本主流のサイディングについて
それでは次に、日本で主流のサイディング外壁について解説します。
具体的には以下の3つです。
- サイディングの特徴
- サイディングのメリット
- サイディングのデメリット
それでは詳しく解説します!
その1:サイディングの特徴
まず1つ目ですが、サイディングの特徴についてです。
サイディングの特徴としては、色や模様の種類が非常に多いことですね。
上記に加えて、
- 窯業系サイディング
- 金属系サイディング
- 樹脂系サイディング
- 木質系サイディング
4種類のサイディングがあるわけですから、組み合わせの数は無限大と言っても過言ではありません。
例えばですが、窯業サイディングは耐火性能が優れているのに対し、木質系サイディングは耐火温度が低く防火地域には向かないとされています。
こんな感じにで、一言で「サイディングの特徴やメリットはこれ!」とは言えないのも、サイディングの特徴と言えますね。
その2:サイディングのメリット
2つ目ですが、サイディングのメリットについてです。
サイディングのメリットは大きく以下の5つです。
- 外壁作業の工期を短縮できる
- 外壁コストを下げることができる
- 模様や色のバリエーションが多い
- 防火性能が高いものが多い
- 施工会社の技量に左右されにくい
冒頭でもお話ししたように、サイディングは工期を短縮できることと、かかるコストを下げることができます。
種類にもよるのですが、防火性能が高いものもあり、防火地域・準防火地域でも問題なく使用できるものもあります。(窯業系サイディング、金属系サイディング)
最後に、サイディングは
あらかじめ加工された
ボードを取り付けるだけ
といった工法のため、仕上がりのデザインに差が生まれないのも良さの一つです。
品質が一定に保たれるのも、サイディングのメリットですね。
その3:サイディングのデメリット
3つ目ですが、サイディングのデメリットについてです。
サイディングのデメリットは大きく以下の5つです。
- 塗り壁外壁よりも耐用年数が落ちる
- コーキング部分にカビが生えやすい
- メンテナンスで張り替えが必要に
- 種類によって特徴が全く異なる
- どの家も同じような見た目になる
種類にもよります。樹脂系サイディングの耐用年数は15〜20年と、塗り壁とほぼ同じとなります。
また、ボードのつなぎ目をコーキング処理するのですが、このコーキング部分にカビが生えてしまい、割れてしまうということもあります。
メンテナンスに関しては、ボードの表面処理だけであればさほど問題ないのですが・・・ボードの張り替えが必要になった場合には大掛かりな工事になります。
サイディングの種類によってメリットデメリットは全く異なるため、こちらは注意が必要です。
そして最後に・・・これは私個人的な意見なのですが、サイディングってどの家も同じような見た目になるんですよね。
品質に差が生まれないメリットがあるものの、逆にいえば「どの家も決まった模様にしかならない」ということです。
サイディングのメリットデメリットに関しては、こちらの記事で詳しく解説しています!
昔ながらの日本の塗り壁について
それではここで、昔ながらの日本の塗り壁について解説します。
具体的には以下の3つです。
- 塗り壁の特徴
- 塗り壁のメリット
- 塗り壁のデメリット
それでは詳しく解説します!
その1:塗り壁の特徴
まず1つ目ですが、塗り壁の特徴についてです。
私の家の外壁はジョリパッドですし、ほかの塗り壁の家もほぼ全てジョリパッドですね!
塗り壁の特徴はというと・・・その名の通り「職人さんがコテを使って手作業で塗る」という外壁になります。
なので、良くも悪くも職人さんの腕・技量によって仕上がりは左右されます。
ジョリパッド特有の凸凹も相まって、とてもオシャレな外壁になります!
今の日本の家は「サイディング」が主流ですが、昔の日本の家といえば「塗り壁」が主流でした。
その2:塗り壁のメリット
2つ目ですが、塗り壁のメリットについてです。
塗り壁のメリットは大きく以下の6つです。
- デザイン性が高くてオシャレ
- 耐久性・耐用年数が高い
- オンリーワンの模様になる
- 好きな色を塗ることができる
- フォースター取得の安全塗料
- 塗り替え時は上塗りでもOK
塗り壁の外壁・・・というだけでもオシャレに感じるというか。
また、サイディングと比べて耐用年数が長いこともメリットの一つです。
そして、職人さんの手作業ということから「他には無いオンリーワンの模様になる」というのも、塗り壁のメリットの一つですね!
サイディングのように「ボードを取り外して・・・」と言った大掛かりな作業にはなりませんので、コストも安く済みます。
その3:塗り壁のデメリット
3つ目ですが、塗り壁のデメリットについてです。
塗り壁のデメリットは大きく以下の4つです。
- 下地によっては割れやすい
- 凸凹があって汚れやすい
- 施工費用が高くなる
- 職人さんの腕に左右される
しかし、この下地が割れてしまい、結果的に塗り壁部分も割れてしまうことが起こります。
また、ジョリパッド特有の凸凹ですが、オシャレに見える反面「溝に汚れが溜まって汚れが落ちにくい」というデメリットもあります。
サイディングであれば、最悪は「ボードを取り付ける力があればOK」となりますが、塗り壁の場合はそうはいきません。
長年経験してきた熟練さんの技術が必要なことから、人件費が割高になります。(ジョリパッド自体は高くありません)
そして・・・良くも悪くも「職人さんの腕に左右される」というのもデメリットと言えます。
職人さんの技術が光る、いわば「オンリーワンの芸術」が良さである一方、
技術がない人が施工するととんでもなく変な仕上がりになってしまいます・・・
塗り壁のメリットデメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています!
サイディングと塗り壁どっちが良い
それでは最後に、サイディングと塗り壁どっちが良いのかを解説します。
具体的には以下の3つです。
- サイディングがおすすめの人
- 塗り壁がおすすめの人
- それぞれの違いを比較
それでは詳しく解説します!
その1:サイディングがおすすめの人
まず1つ目ですが、サイディングがおすすめの人についてです。
具体的には、以下に当てはまる人はサイディングをおすすめします。
- コストを安く抑えたい人
- サイディング特有の質感が欲しい人
- 外壁に特徴的な模様が欲しい人
なので、少しでもコストを抑えたい人にはサイディングがおすすめです。
また、サイディング特有の質感や模様が欲しい人にもおすすめです。
例えばですが、
- レンガっぽい外壁にしたい
- タイルっぽい外壁にしたい
- 金属っぽい外壁にしたい
こんな場合はサイディングを選ぶべきです。
塗り壁では上記のような希望を満たすことはできませんからね。
その2:塗り壁がおすすめの人
2つ目ですが、塗り壁がおすすめの人についてです。
具体的には、以下に当てはまる人は塗り壁をおすすめします。
- 昔ながらの日本の良さを取り入れたい人
- オンリーワンの色・模様が欲しい人
- 初期コストがかかってもメンテナンスを楽にしたい人
日本ならではの「和」を取り入れたい場合は、塗り壁を採用するのがおすすめです!
また、職人さんが手作業で仕上げることから、同じ塗り壁でも「他の家と模様がかぶる」ということは絶対にありません。
最後に、塗り壁は初期コストがかかるものの、後のメンテナンス費用は安く済むケースが多いです。
「初期投資」と考えて、後のメンテナンスを少しでも楽にしたい場合は、塗り壁にすることを検討しましょう!
その3:それぞれの違いを比較
3つ目ですが、それぞれの違いを比較してみましょう。
項目 | サイディング | 塗り壁 |
---|---|---|
特徴 | 金属やセラミック、セメントなどの素材を使って作られた外壁材。色や模様の種類が非常に多い。サイディングの種類によって特徴やメリットデメリット、コストは大きく異なる。 | 左官職人さんがコテを使って手作業で塗り上げる外壁。良くも悪くも職人さんの腕・技量によって仕上がりは左右されるが、コテで塗った模様のおかげで立体感が生まれて、とてもオシャレな外壁に。 |
メリット | 外壁作業の工期を短縮できる 外壁コストを下げることができる 模様や色のバリエーションが多い 防火性能が高いものが多い 施工会社の技量に左右されにくい | デザイン性が高くてオシャレ 耐久性・耐用年数が高い オンリーワンの模様になる 好きな色を塗ることができる フォースター取得の安全塗料 塗り替え時は上塗りでもOK |
デメリット | 塗り壁外壁よりも耐用年数が落ちる コーキング部分にカビが生えやすい メンテナンスで張り替えが必要に 種類によって特徴が全く異なる どの家も同じような見た目になる | 下地によっては割れやすい 凸凹があって汚れやすい 施工費用が高くなる 職人さんの腕に左右される |
おすすめの人 | コストを安く抑えたい人 サイディング特有の質感が欲しい人 外壁に特徴的な模様が欲しい人 | 昔ながらの日本の良さを取り入れたい人 オンリーワンの色・模様が欲しい人 初期コストがかかってもメンテナンスを楽にしたい人 |
ハウスメーカー・工務店によっては
うちは塗り壁には対応していないよ
うちは標準が塗り壁だからサイディングはちょっと・・・
という感じで、あなたの希望通りに対応してもらえないケースもあると思います。
ただ、一生に一度のマイホームですから、あなたの希望を全て伝えるべきです!
まとめ
というわけで、今回の記事では
- 家の外壁は大きく分けて3種類
- 日本主流のサイディングについて
- 昔ながらの日本の塗り壁について
- サイディングと塗り壁どっちが良い
上記4つについてお話ししました。
サイディングと塗り壁のメリットとデメリットを解説するとともに、どちらがおすすめなのかを解説しましたが・・・いかがだったでしょうか?
外壁は、あなたの家のデザインを司るといっても過言ではありません!
サイディングと塗り壁、それぞれの特徴を理解した上で「どちらが合っているか」をよく検討し、外壁選びをしていきましょう!
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