みなさんこんにちは。
副業ブロガーのソルです。
マイホームを計画しているんだけど、家の内壁ってどんな素材にすればいいのかなあ。そもそもどんな素材があるんだろうか。内壁の種類や特徴を教えて!
こんなお悩みを抱えているのであれば、この記事を読むことで解決できます!
今回の記事は以下の人向けです。
- 家の内壁の種類やメリットデメリットを知りたい人
- マイホームの内壁をどうするか悩んでいる人
- どの部屋にどの内壁が向いているのか知りたい人
今回の記事では
- 家の内壁の構造や種類について解説
- 壁紙・クロスのメリットデメリット
- 漆喰壁のメリットデメリット
- 珪藻土壁のメリットデメリット
上記4つについてお話しします。
この記事を読み終えた後、あなたは
- 家の内壁の種類やメリットデメリットが分かった
- どの部屋にどの内壁が向いているのか理解できた
- 壁紙と塗り壁を使い分けてオシャレな内観になった
という結果を手にすることができます!
家の内壁の構造や種類について解説
それではまず、家のうち壁の構造や種類について解説します。
具体的には以下の3つです。
- 内壁の構造について
- 内壁の種類について
- 我が家の内壁の使い方
それでは詳しく解説します!
その1:内壁の構造について
まず1つ目ですが、内壁の構造についてです。
種類 | 内容 |
---|---|
真壁(しんかべ) | 柱と柱の内側に壁を挟むように立てる。構造材の柱が見えている状態。 |
大壁(おおかべ) | 柱を内壁材で見えないように立てる。柱は見えず壁だけが見える状態。 |
基本的には大壁仕上げがほとんどなのですが、リビングの天井に真壁を採用するケースが多いです。
我が家でも、リビングの天井は真壁仕上げになっています。
一般的には、真壁は「和風テイスト」が欲しいときに採用され、大壁は洋風なインテリアに合うと言われています。
内壁の構造にとって、内壁材が合う・合わないがあります・・・なので、構造についても一応理解しておきましょう!
おそらくですが、工務店からは
構造材が見えるようにしたいですか?全て隠したいですか?
と聞かれることがあるかと思います。
その2:内壁の種類について
2つ目ですが、内壁の種類についてです。
貼る系:壁紙・クロス、木質系、タイル
塗り壁:漆喰、珪藻土、土壁
種類 | 内容 |
---|---|
壁紙・クロス | ほとんどの家で使用される内壁材。 どの部屋でも使われる。 |
木質系 | 腰の高さまでに木材を貼る内壁。 アクセントとしても使われるし、和室やトイレに採用される。 |
タイル | 水回りに使われる内壁。 部屋全面というより、水回りの部分的に採用される。 |
漆喰 | 消石灰が原料の塗り壁材。 真っ白でツルッとする。抗菌作用が高い。 |
珪藻土 | 植物性プランクトン「珪藻」が石化した塗り壁材。 アイボリーっぽい色。調湿効果が高い。 |
土壁 | 土に藁や砂を混ぜて塗り固めた壁材。 昔ながらの日本の家。和風住宅にもってこい。 |
この記事では、現代の日本で特に採用されることが多い
- 壁紙・クロス
- 漆喰
- 珪藻土
3つについて詳しく解説します!
その3:我が家の内壁の使い方
3つ目ですが、我が家の内壁の使い方についてです。
- 基本は珪藻土の塗り壁
- 部分的に壁紙・クロスを採用
珪藻土を採用している理由ですが、これは「工務店の標準仕様が珪藻土だったから」です。
今でこそ
珪藻土の内壁にしてマジで良かった!!!
と思っていますが、その当時はそこまでこだわりはありませんでした。
後ほど解説しますが、珪藻土の内壁はマジで快適です。可能であれば珪藻土にするのを強くおすすめします!
また、トイレの壁一面や子供部屋・収納スペースの背面など、部分的に壁紙を採用しています。
壁紙・クロスのメリットデメリット
それでは次に、壁紙・クロスのメリットデメリットを解説します。
具体的には以下の4つです。
- 壁紙・クロスの特徴
- 壁紙・クロスのメリット
- 壁紙・クロスのデメリット
- 壁紙・クロスが向いている部屋
それでは詳しく解説します!
その1:壁紙・クロスの特徴
まず1つ目ですが、壁紙・クロスの特徴についてです。
私の実家も壁紙でしたし、今まで住んできたアパートも全て壁紙でした。
壁紙といってもいろんな種類があって、
- ビニールクロス
- 紙クロス
- 織物クロス
- 木質系壁紙
- 無機質系壁紙
- オレフィン壁紙
これだけの種類があります。
その2:壁紙・クロスのメリット
2つ目ですが、壁紙・クロスのメリットについてです。
壁紙・クロスのメリットは以下の通りです。
- 塗り壁よりもコストが安い
- 色や模様の種類が非常に多い
- ワンポイントアクセントになる
- 水が跳ねても手入れが簡単
- 子供が触ってもボロボロ崩れない
- 貼り替えようと思えばできる
壁紙が採用される大きな理由は、何と言っても「コストが安い」「色や模様のデザインが豊富」という理由ですね。
下地の石膏ボードに糊をつけて貼るだけ・・・という施工方法になりますので、職人でなくてもできる=人件費が安くすみます。
極端にいうと、素人でもやろうと思えば出来てしまいますからね。
また、水が跳ねても染み込むことがないので、サッと吹けばシミになることもありません。
最後に、子供部屋にも壁紙が向いています。
その3:壁紙・クロスのデメリット
3つ目ですが、壁紙・クロスのデメリットについてです。
壁紙・クロスのデメリットは以下の通りです。
- 呼吸しない部屋になってしまう
- 部分補修が難しい・全貼り替えが必要
- 接着剤に健康面への影響がある
コストが安く済む壁紙ですが、天然素材のような機能性はありません。
中には調湿効果等の機能性を持たせた壁紙があるので、一概には言えませんけどね。
また、破れてしまった場合など、部分補修が難しく、場合によっては「全面貼り替え」と言った大掛かりな作業になることもあります。
最後に、壁紙を貼る際の「接着剤」が化学物質のため、身体に影響を与える可能性があります。
その4:壁紙・クロスが向いている部屋
4つ目ですが、壁紙・クロスが向いている部屋についてです。
結論としては、
- 子供部屋
- 水回り
- 収納スペース
- WIC
上記には壁紙が向いています。
水回りに関しても同様で、水や油が跳ねてもサッと吹けば綺麗になるからです。
その都度サッと拭き取ることを心がけていれば、塗り壁のように「染み込んでシミになる」ということがありません。
塗り壁の場合、何かを収納した時や衣類が当たった場合などに白っぽくなったり崩れてしまうからです。
壁紙に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています!
漆喰壁のメリットデメリット
それではここで、漆喰壁のメリットデメリットを解説します。
具体的には以下の4つです。
- 漆喰壁の特徴
- 漆喰壁のメリット
- 漆喰壁のデメリット
- 漆喰壁が向いている部屋
それでは詳しく解説します!
その1:漆喰壁の特徴
まず1つ目ですが、漆喰壁の特徴についてです。
綺麗な真っ白が特徴であり、昔の日本の家ではよく使われていた塗り壁となります。
漆喰は耐久性・耐火性・断熱性・調湿性・消臭効果に優れており、機能性が非常に高いと言えます。
昔の日本の家は、土壁の上から仕上げとして漆喰を塗る・・・というのが多かったようですね。
基本は白なのですが、顔料を加えて色をつけることもできます。
その2:漆喰壁のメリット
2つ目ですが、漆喰壁のメリットについてです。
漆喰壁のメリットは以下の通りです。
- 色が白くて綺麗・清潔感がある
- 耐久性が高く強度も高い
- 防火性能に優れている
- 調湿・消臭効果も高い
- ホコリやゴミなどが付きにくい
- ホルムアルデヒドを分解する
漆喰壁は真っ白なのでとても綺麗であり、部屋の中がとても清潔に見えます。
調湿効果・消臭効果が高いため、家の中での快適性もグーンと上がることは間違いありません!
天然素材であるため静電気が発生せず「ホコリやゴミがつきにくい」というのも漆喰壁のメリットですね。
この点からも「身体にいい天然素材」であることが分かりますね!
その3:漆喰壁のデメリット
3つ目ですが、漆喰壁のデメリットについてです。
漆喰壁のデメリットは以下の通りです。
- コストが高くなる
- 施工期間が長くなる
- ひび割れが起こりやすい
- 汚れが目立ちやすい
メリットだらけの漆喰壁ですが、デメリットもあります。
まず、漆喰に限らず「塗り壁」に言えることなのですが、壁紙と比べるとコストは高くなります。
珪藻土と比べて漆喰の方がコストが高いと言われています。
また、壁紙のように「貼って終わり」ではなく、乾燥させる時間が必要であったり、そもそも施工に時間がかかるといったデメリットもあります。
そして、壁紙よりもひび割れが起こりやすいです。
水ならまだしも、醤油やコーヒーが跳ねた・溢れた時は非常に厄介です・・・
とはいえ、小さなシミであれば消しゴムやヤスリで消せますし、上から漆喰を塗って隠すこともできますけどね。
その4:漆喰壁が向いている部屋
4つ目ですが、漆喰壁が向いている部屋についてです。
基本的にはどの部屋にも向いていますし、少しお話ししたように「外壁」に漆喰を塗ることもできます。
なお、水を吸収するという点から、キッチンやコンロ周囲、水回りは避けた方がいいかもしれません。
壁紙またはキッチンパネルやタイルにするのが無難ですね!
珪藻土壁のメリットデメリット
それでは最後に、珪藻土壁のメリットデメリットを解説します。
具体的には以下の4つです。
- 珪藻土壁の特徴
- 珪藻土壁のメリット
- 珪藻土壁のデメリット
- 珪藻土壁が向いている部屋
それでは詳しく解説します!
その1:珪藻土壁の特徴
まず1つ目ですが、珪藻土壁の特徴についてです。
おそらくあなたも「理科の教科書」で見ていると思います。三日月型のアレです。
珪藻土も「昔の日本の塗り壁」と言えるぐらい歴史が深く、今でも人気の内壁材となっています!
私のマイホームも基本は珪藻土の塗り壁です!
珪藻土は白っぽい色なのですが、漆喰と比べるとアイボリーが混じったイメージです。
その2:珪藻土壁のメリット
2つ目ですが、珪藻土壁のメリットについてです。
珪藻土壁のメリットは以下の通りです。
- 調湿効果が高く快適に過ごせる
- 脱臭・消臭効果もある
- 耐火温度が非常に高く燃えにくい
- 自然素材で身体に優しい
- 色や模様をつけることができる
このおかげで、非常に高い調湿効果を発揮します!
私は夏場にマイホームに住み始めたのですが、家の中がカラッとしていてビックリするぐらい快適でした!
また、漆喰壁と同様に、消臭効果があることや耐火性能が高いこともメリットです。
その3:珪藻土壁のデメリット
3つ目ですが、珪藻土壁のデメリットについてです。
珪藻土壁のデメリットは以下の通りです。
- 吸湿がすごくて冬場は乾燥する
- 手が当たるとボロボロ崩れてくる
- ひび割れやクラックが起こりやすい
- 吸水しやすいのでシミになりやすい
- 良くも悪くも職人さんの腕次第
調湿効果が非常に高い珪藻土ですが、湿気の多い夏場でさえ部屋が少し乾燥するレベルです。
また、漆喰よりもボロボロ崩れやすいため、下手に触ったり少し衝撃を与えると崩れてしまいます。
その関係で、ひび割れやクラックが入りやすいのもデメリットです。
漆喰壁と同じですが、珪藻土も吸水するためシミがつきやすいのもデメリットと言えるでしょう。
また、ほかの塗り壁と同様、良くも悪くも職人さんの腕次第で仕上がりは左右されます。
その4:珪藻土壁が向いている部屋
4つ目ですが、珪藻土壁が向いている部屋についてです。
基本的には漆喰と同じく、どの部屋にも向いていると言えます。
なお、珪藻土の湿気を吸う効果が非常に高いため、室内干しする場所を珪藻土にするのも効果的です。
リビングに布団カバーを干したことがあるのですが、こちらもまた次の日の朝にはカラカラになっていました・・・
おそるべし珪藻土壁ですね!
珪藻土壁に関しては、こちらの記事で詳しく解説しています!
まとめ
というわけで、今回の記事では
- 家の内壁の構造や種類について解説
- 壁紙・クロスのメリットデメリット
- 漆喰壁のメリットデメリット
- 珪藻土壁のメリットデメリット
上記4つについてお話ししました。
家の内壁の種類や特徴を解説するとともに、それぞれのメリットとデメリットを解説しましたが・・・いかがだったでしょうか?
項目 | 壁紙 | 漆喰 | 珪藻土 |
---|---|---|---|
メリット | 塗り壁よりもコストが安い 色や模様の種類が非常に多い ワンポイントアクセントになる 水が跳ねても手入れが簡単 子供が触ってもボロボロ崩れない 貼り替えようと思えばできる | 色が白くて清潔感がある 耐久性が高く強度も高い 防火性能に優れている 調湿・消臭効果も高い ホコリやゴミが付きにくい ホルムアルデヒドを分解する | 調湿効果が高く快適 脱臭・消臭効果もある 耐火温度が高く燃えにくい 自然素材で身体に優しい 色や模様をつけられる |
デメリット | 呼吸しない部屋になってしまう 部分補修が難しい・全貼り替えが必要 接着剤に健康面への影響がある | コストが高くなる 施工期間が長くなる ひび割れが起こりやすい 汚れが目立ちやすい | 吸湿がすごく冬場は乾燥する 手が当たるとボロボロ崩れる ひび割れが起こりやすい 吸水してシミになりやすい 良くも悪くも職人さん次第 |
また、ハウスメーカー・工務店の標準仕様によってできる・できないもあります。
とは言っても、せっかくの「一生に一度のマイホーム」ですから、内壁に関する知識を持った上でマイホーム計画をするべきです。
ということで、この記事を参考にしてあなたに合った内壁を検討していきましょう!
P.S.
この記事でも何度かお話ししましたが、我が家では
- 基本は珪藻土の塗り壁
- 部分的に壁紙・クロスを採用
という構造になっています。
珪藻土、壁紙、それぞれのメリットやデメリットは以下の記事で詳しく解説しています!
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