みなさんこんにちは。
副業ブロガーのソルです。
木造住宅の家を建てようと思っているんだけど、木造住宅って本当に快適なの?寿命や耐震性は大丈夫かな?木造住宅のメリットデメリットを教えて!
こんなお悩みを抱えているのであれば、この記事を読むことで解決できます!
今回の記事は以下の人向けです。
- マイホームを木造住宅にしようと考えている人
- 木造住宅のメリットとデメリットを知りたい人
- 色んなメーカーを見学してどうしようか悩んでいる人
今回の記事では
- 日本で最も多い木造住宅について
- マイホームを木造住宅にするメリット
- マイホームを木造住宅にするデメリット
- マイホームに木造住宅が向いている人
上記4つについてお話しします。
この記事を読み終えた後、あなたは
- 木造住宅のメリットとデメリットが分かった
- 自分に木造住宅が向いているかどうか分かった
- マイホームを木造住宅にするべきか判断できた
という結果を手にすることができます!
日本で最も多い木造住宅について
それではまず、日本で最も多い木造住宅について解説します。
具体的には以下の3つです。
- そもそも木造住宅とは
- 戸建ての7割以上は木造
- 木造住宅の家に住んだ感想
それでは詳しく解説します!
その1:そもそも木造住宅とは
まず1つ目ですが、そもそも木造住宅とは何なのかについてです。
戸建住宅に採用される建築構造は、
- 木造
- 鉄骨造
- RC(鉄筋コンクリート)造
上記の3種類に分類されます。
日本で最も多いのが木造住宅と言われています。
また、木造住宅の中でも
- 木造軸組工法
- 木造枠組壁工法
上記の2種類の工法に大きく分けられます。
多いのは「木造軸組工法」ですが、最近では「木造枠組壁工法」も増えています。
その2:戸建ての7割以上は木造
2つ目ですが、日本の家の戸建て住宅の7割以上は木造住宅です。
というのも、
- 昔から木材が豊富に存在していた
- 寺社仏閣の建立が盛んになった
上記2つの理由により木造建築技術が発展し、住宅にも木造建築が採用されるようになったからです。
特に、四季がある日本では、木造住宅が向いていると言えます。
湿気の多い時期は水分を吸い込み、湿気が少ない時期は水分を放出します。
木造住宅は「日本の気候に合った家」と言えるんですね!
実際のところ、世界最古の建造物である「法隆寺」には檜が使われています。
極端な例ではありますが、100〜200年も存在している木造構造物は多数あります。
四季のある日本において、木造住宅は最適な選択肢と言えるかもしれませんね。
あと、感覚的にですが、日本人は木造住宅が好きだと思います。
木の香りや温かみを求めている人が多い気がしますね。
その3:木造住宅の家に住んだ感想
3つ目ですが、木造住宅の家に住んだ感想についてです。
結論としては、
日本の気候に合った
快適に過ごせる住宅構造
といったところでしょうか。
我が家は、木造軸組工法の木造住宅です。
私は当初「高層マンションに住みたい」と思っていたのですが、マイホーム検討を始めて家を見学した際、
木の香りがする家っていいよな。
と感じ始めました。
そして、最終的には妻と2人揃って
木造住宅がいいよね。
と話をしていました。
メリットの箇所で詳しく解説しますが、とにかく快適なのです!!
マイホームを木造住宅にするメリット
それでは次に、マイホームを木造住宅にするメリットを解説します。
具体的には以下の5つです。
- 木の香り・温もりがある
- 夏は涼しく冬は暖かい
- 調湿効果・通気性がある
- 天然素材で身体に優しい
- 実は鉄よりも燃えにくい
それでは詳しく解説します!
その1:木の香り・温もりがある
まず1つ目ですが、木の香りや木の温もりがあることです。
木造住宅にはたくさんのメリットがありますが、木造を選ぶ人の多くは
木の香りがする家がいい
木の温もりが感じられる家がいい
という意見が多いでしょう。
日本の気候に合っているということもありますが、大半の日本人は「木の香りや温かみ」を求めているのだと思います。
フローリングのようにヒンヤリ冷たいこともありません。
その2:夏は涼しく冬は暖かい
2つ目ですが、夏は涼しく冬は暖かいことです。
というのも、木造住宅は断熱効果が高くなるからです。
逆に、鉄骨造や鉄筋コンクリート造の住宅の場合、どうしても暑く・寒く感じてしまいます。
鉄やコンクリートの断熱効果が低いからですね。
ちなみにですが、各材料の熱伝導率は下記の通りです。
種類 | 熱伝導率 |
---|---|
木 | 0.1前後 |
コンクリート | 1 |
鉄 | 84 |
夏は涼しく冬は暖かいく過ごせることも、木造住宅のメリットと言えます!
その3:調湿効果・通気性がある
3つ目ですが、調湿効果・通気性があることです。
冒頭でも少しお話ししましたが、木材には湿度を吸収したり放出したりする「調湿効果」があります。
1年中快適に過ごせるだけでなく、住宅の寿命を延ばすことにもつながります!
また、日本のほとんどの地域は高温多湿な環境であることに加えて、「四季」がある日本では湿度や気温の変化は避けては通れません。
木材は調湿効果に加えて断熱性にも優れているため、夏は涼しく冬は暖かく過ごせるようにサポートしてくれます。
その4:天然素材で身体に優しい
4つ目ですが、天然素材で身体に優しいことです。
言わずもがなで、木材とは天然素材ですよね。
また、木の香りや成分にはリラックス効果もあります。
森に入ると清々しい気持ちになり、深呼吸をしたくなりますよね。
これは、木が発散する芳香で「フィトンチッド」という、浄化作用によるものです。
フィトンチッドは「人にも良い成分である」と化学的に実証されており、交感神経の興奮を抑えることで
- 気持ちを落ち着かせる
- 呼吸を整える
- 不安の解消
- 不眠の解消
- 身体機能の改善
等、様々な効果が認められています。
その5:実は鉄よりも燃えにくい
5つ目ですが、実は鉄よりも燃えにくいことです。
意外に思われるかもしれませんが、
- 木造
- 鉄骨造
火災が起こった際によく燃えるのは、実は鉄骨造なのです・・・
普通であれば、
え?木の方がよく燃えるんじゃない?
と思いますよね。
でも、木は一定以上の厚みになると「燃えにくい」という性質を持っています。
表面が炭化することで酸素の供給が絶たれるからですね。
逆に、鉄の場合、燃えて高温になると一気に強度が落ちていきます。
なので、万が一火災が起こった場合に、逃げる時間を稼ぐことができるのは「木造住宅」と言われています。
意外に思われるかもしれませんが、木造住宅の方が火災に強いと言えるのです!
マイホームを木造住宅にするデメリット
それではここで、マイホームを木造住宅にするデメリットを解説します。
具体的には以下の4つです。
- 職人さんの腕に左右される
- 工期が長くなることが多い
- 鉄骨造より耐震性が低くなる
- シロアリ被害を受けやすい
それでは詳しく解説します!
その1:職人さんの腕に左右される
まず1つ目ですが、職人さんの腕によって仕上がりが左右されることです。
なので、家を建てる職人さんの腕・経験次第で、出来上がる家は左右されてしまいます。
構造材など一定部材は、工場で事前に木材を加工(プレカット)して、加工された木材を現場で組み立てるのが普通です。
施工会社の方針によっても変わりますが、どちらにしても「大工さんの腕次第」であることは間違いありません。
職人さんの腕に左右される点は、木造住宅のデメリットと言えるでしょう。
その2:工期が長くなることが多い
2つ目ですが、工期が長くなることが多いです。
先ほどお話しした「職人さんが現場で加工しながら家を作る」ということが大きく影響します。
大体の目安ですが、着工してから完成するまでの期間は6ヶ月ぐらいは必要ですね。
事前に加工された鉄骨、または鉄のパネルを組み立てるだけなので、工期が速くなるんですね。
一生に一度のマイホームなので、じっくりつ時間をかけてでも作るべきではあります。
この点で言えば、木造住宅のデメリットと言えますね。
その3:鉄骨造より耐震性が低くなる
3つ目ですが、鉄骨造よりも耐震性が低くなることです。
これはイメージ通りかもしれませんが・・・木造住宅は「木」を材料しているため、耐震性は低くなってしまいます。
木よりも鉄の方が頑丈な気がしますよね?そのイメージ通りです。
鉄骨造よりも耐震性が落ちることは、木造住宅のデメリットでしょう。
とは言っても、木造住宅の家でも「耐震等級2」の家もたくさんありますし、まあ普通の地震には耐えるレベルの家にはなっています。
また、構造体に関しても、
- 木:調湿効果があるため劣化しにくい
- 鉄:調湿効果がないため錆び始めたらどんどん劣化する
ということもありますし、ハウスメーカーや工務店の工法によっても左右されます。
一概に「木造住宅の耐震性が低い」とは言えませんね。
その4:シロアリ被害を受けやすい
4つ目ですが、シロアリ被害を受けやすいことです。
木造住宅は「木」が主材料のため、シロアリなどの害虫被害を受けやすいです。
これは私の経験談ですが、会社の現場の屋外に放置した木材がシロアリに食われていたのですが・・・びっくりするぐらいカッスカスになっていました。
これが自分の家だったら・・・と思うとゾッとしました。
害虫被害に遭いやすいのも、木造住宅のデメリットと言えますね。
とは言え、どの工務店も防蟻処理や害虫対策は実施しています。
参考:コストは工務店によりけり
参考までですが、世間一般的には
木造住宅の方がコストは安い
と言われています。
しかしながら、コストはハウスメーカーや工務店によりけりです。
私の家は、展示場を持つ工務店のため、結構値段は高い部類に入ります。
という高かった・・・ローン地獄です。笑
しかし、展示場を持たない地場の工務店なんかでは、7割ぐらいの値段で家を建てることができます。
逆に、展示場を持たない地場の工務店でも、良い木材を使っていれば3000万円以上します。
という感じで、ハウスメーカーや工務店次第で値段は大きく変わります。
マイホームに木造住宅が向いている人
それでは最後に、マイホームに木造住宅が向いている人を解説します。
具体的には以下の3つです。
- 木の香りや温かみが欲しい人
- 快適に過ごせる家が欲しい人
- 天然素材で身体に優しい家がいい人
それでは詳しく解説します!
その1:木の香りや温かみが欲しい人
まず1つ目ですが、もしあなたが
木の香りや温かみが欲しい!
というのであれば、間違いなく木造住宅を選ぶべきです!!
メリットデメリットを色々書きましたが、木造住宅の最大のメリットは
木の香りや温もりを感じられる
ことだと思います!
これって、大半の日本人が持っている感覚だと思うんですよね!
私が家を建てる際、会社の人に色々意見を聞いたのですが、最も多かったのが
鉄骨の家なんて温かみがないじゃん。絶対木造の方がいいだろ!
という意見でした。
木の香りや温もりを感じたい人は、有無を言わさず木造住宅を選びましょう!
その2:快適に過ごせる家が欲しい人
2つ目ですが、もしあなたが
自宅で快適に過ごせる家がいい
というのであれば、木造住宅を選びましょう。
「自宅で快適に過ごしたい」というのは誰もが持っていると思いますが、木材の調湿効果・断熱効果を考えると、
夏場は涼しく・冬場は暖かく
過ごせるのは間違いなく木造住宅です!
私は木造住宅のマイホームに住んでいますが、本当に快適ですよ!
その3:天然素材で身体に優しい家がいい人
3つ目ですが、もしあなたが
天然素材で体に優しい家がいい!
というのであれば、木造住宅をおすすめします。
鉄骨造、鉄筋コンクリート造の家を比べると、木造住宅の方が天然素材で身体に優しいです。
しかし、本物の木材だけで作られた家というのは、人間の体に対して一切害がないのです。
工務店の人に聞いた話ですが、
化学繊維に敏感なお子様がいて、家に使う資材を全て天然物(接着剤を使わない)のみにしました。すると、お子様の体調が良くなりました。
といった事例もあるようです。
天然素材に囲まれたマイホームは本当に心地良いですよ!
参考:こんな人は木造住宅は向いてない
参考までに、下記に当てはまる場合は木造住宅よりも鉄骨造・鉄筋コンクリート造の方が向いているかもしれません。
上記ともに、木材よりも強度が高くて頑丈なため、大きな空間を作りやすいです。
また、木造住宅よりも耐震性が高いのも事実ですね。
防音室が欲しい場合は、鉄筋コンクリート像も視野に入れるべきですね。
ちなみに、我が家には防音室がありますが・・・コンクリートは一切使用しておりません。
まとめ
というわけで、今回の記事では
- 日本で最も多い木造住宅について
- マイホームを木造住宅にするメリット
- マイホームを木造住宅にするデメリット
- マイホームに木造住宅が向いている人
上記4つについてお話ししました。
木造住宅のメリットデメリットを解説するとともに、木造住宅が向いている人を解説しましたが・・・いかがだったでしょうか?
人によって好みは分かれると思いますが、日本の気候に合っているのは間違いなく「木造住宅」です!
ハウスメーカー・工務店共に、木造住宅の家が多いですからね!
ということで、木造住宅のマイホームを検討してみてはいかがでしょうか?
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