みなさんこんにちは。
副業ブロガーのソルです。
マイホームの外壁を塗り壁にしようと思うんだけど、塗り壁ってどんな感じなのかな?ジョリパッドが有名らしいけどメンテナンスとか大変なのかな?塗り壁のメリットデメリットを教えて!
こんなお悩みを抱えているのであれば、この記事を読むことで解決できます!
今回の記事は以下の人向けです。
- 新築マイホームの外壁を塗り壁にしようと思っている人
- ジョリパッドが仕様品と聞いたがどんなものか知りたい人
- 外壁を塗り壁にするメリットとデメリットを知りたい人
今回の記事では
- 塗り壁「ジョリパッド」について
- 家の外壁を塗り壁にするメリット
- 家の外壁を塗り壁にするデメリット
- 塗り壁の外壁を採用する時の注意点
上記4つについてお話しします。
この記事を読み終えた後、あなたは
- 外壁を塗り壁にするメリットとデメリットが分かった
- ジョリパッドの特徴やメンテナンス性について理解できた
- 家の外壁を塗り壁にしてとてもオシャレな家になった
という結果を手にすることができます!
塗り壁「ジョリパッド」について
それではまず、家の外壁によく使われる塗り壁材「ジョリパッド」について解説します。
具体的には以下の3つです。
- アイカ工業の塗料材のこと
- ジョリパッドの模様について
- 外壁を塗り壁にした感想
それでは詳しく解説します!
その1:アイカ工業の塗料材のこと
まず1つ目ですが、ジョリパッドとは・・・アイカ工業が販売している塗料材のことです。
40年以上の歴史を持っている古くからある塗料材であり、色んなデザインを実現できて自由性が高いことが最大の特徴です。
なので
世界に一つだけの
あなたの家の外観
ができるんですね!
ちなみに、私の家は・・・水色と白とグレーを混ぜたような色になっています。
その色の希望を伝えて、サンプルを作ってもらい、その中から外壁の色を選びました!
なお、ジョリパッドのシェアは凄まじく「日本の塗り壁と言えばジョリパッド」といっても過言ではありません。
その2:ジョリパッドの模様について
2つ目ですが、ジョリパッドの模様についてです。
模様については主に以下の5種類です。
- ボーダー
- スクラッチ
- ラフ
- スプレー
- ローラー
ボーダー
スクラッチ
ラフ
スプレー
ローラー
上記以外の模様で、例えば扇模様なんかもできます。
ちなみに、私の家では特に模様はつけておらず、綺麗な表面に仕上がっています。
綺麗な表面とはいっても、ジョリパッド特有の凸凹はあります。
その3:外壁を塗り壁にした感想
3つ目ですが、外壁を塗り壁にした感想についてです。
結論としては、
とてもオシャレな
昔ながらの塗り壁外壁の家
という感じでしょうか。
理由はこれ以外にありません。特に塗り壁にこだわりがあったわけでもありません。笑
しかしながら、近所を散歩してサイディングの家を見るたびに
ここら辺の家ってどこも同じような外観じゃない?
と思っていました。
しかし・・・塗り壁の家は違っていました。
同じジョリパッドを使っているにも関わらず、特別な何かを感じるんですよね。
おそらくですが、ジョリパッドが持つ性能と、職人さんの技術が合わさってできたものなのでしょう。
外観の色も夫婦で希望した色になっていますので、家を見るたびに
うちの外壁って本当にオシャレで良い色だよね〜
と妻と話しています!
家の外壁を塗り壁にするメリット
それでは次に、家の外壁を塗り壁にするメリットを解説します。
具体的には以下の6つです。
- デザイン性が高くてオシャレ
- 耐久性・耐用年数が高い
- オンリーワンの模様になる
- 好きな色を塗ることができる
- フォースター取得の安全塗料
- 塗り替え時は上塗りでもOK
それでは詳しく解説します!
その1:デザイン性が高くてオシャレ
まず1つ目ですが、デザイン性が高くてオシャレなことです。
しかし、ジョリパッドには特有の凸凹と質感があります。
この凸凹があるおかげで、家が立体的に見えるためオシャレに感じるのでしょう。
そして・・・なぜか塗り壁の家を見ると
この家はとてもオシャレだなあ〜
と思うんですよね。
そんなこんなで、塗り壁を採用することで家がとてもオシャレになるのは最大のメリットでしょう!
その2:耐久性・耐用年数が高い
2つ目ですが、耐久性・耐用年数が高いことです。
住宅で人気の「シリコン塗装」の耐用年数が10〜15年と言われているので、ジョリパットの耐久性が高いことが分かりますね。
また、ジョリパッドは「通気工法」にも対応しています。
なので、ジョリパッドと木造住宅はとても相性が良いんですね!
塗装自体の耐久性が高く、さらには木造住宅の耐用年数も高めてくれるのも、塗り壁(ジョリパッド)にするメリットと言えますね!
その3:オンリーワンの模様になる
3つ目ですが、オンリーワンの模様になることです。
先ほどもお話ししましたが、塗り壁は職人さんがコテを使って塗っていきます。
なので、家の外壁に模様をつけることができます。
線引きすることもできますし、扇模様にすることもできます。
人の手でコテを使って作業するわけですから、その模様は「他にない世界に一つだけの模様」になります!
この点も、外壁を塗り壁にするメリットと言えます。
その4:好きな色を塗ることができる
4つ目ですが、好きな色を塗ることができます。
なので、あなたの好きな色を採用することができます。
また、違う色を混ぜて特殊な色を作り出すこともできます。
しかし、塗り壁であれば色の自由度は高くなります。
この点も、塗り壁のメリットと言えるでしょう。
余談ですが、色を混ぜる場合は必ずサンプルを取り寄せましょう。
また、サンプルと実際の色が若干違う場合もありますのでご注意ください。
その5:フォースター取得の安全塗料
5つ目ですが、フォースターを取得していて体に優しいことです。
しかし、ジョリパットはフォースター(F☆☆☆☆)を取得している安全性の高い塗料材です。
ホルムアルデヒドはシックハウスの原因となることから、建材への使用が規制されています。
しかしながら、フォースターの製品を使用することによって、住宅内での発散量を抑えられるようになります。
結論としては、
体に優しい塗料
ということですね!
長く住む家ですから、安全性の高い素材を使うに越したことはありません!
この点も、ジョリパッドを使うメリットと言えるのではないでしょうか?
その6:塗り替え時は上塗りでもOK
6つ目ですが、塗り替え時は上塗りでもOKなことです。
今後何十年間住むことになるマイホームですが、ジョリパッドと言えどもどこかで塗り替えは必要になります。
まず、塗り壁の場合は現状の外壁を上塗りするようなイメージになります。
サイディング外壁のように「一度サイディングボードを全て取り外して・・・」という大掛かりな作業にはなりません。
普通、そのまま上塗りするといまの模様や凸凹が全て埋まってしまいます。
メンテナンス性が高いことも、ジョリパッドを使うメリットと言えるでしょう!
家の外壁を塗り壁にするデメリット
それではここで、家の外壁を塗り壁にするデメリットを解説します。
具体的には以下の4つです。
- 下地によっては割れやすい
- 凸凹があって汚れやすい
- 施工費用が高くなる
- 職人さんの腕に左右される
それでは詳しく解説します!
その1:下地によっては割れやすい
まず1つ目ですが、下地によっては割れやすいことです。
ジョリパッド自体は弾力性があって割れにくいのですが、下地材によっては「下地自体」が割れてしまい、ジョリパッドも割れてしまいます。
また、ジョリパッドの種類によっては以下の下地でも塗装可能です。
- セメントボード
- ジョリパット塗膜
- アクリル系塗膜
- ポリエステル系塗膜
- リシン系塗膜
我が家ではセメントボードの上にジョリパッドを塗布していますが、セメントボードも割れることがあります。
セメントボードが割れてしまい、ジョリパッドも引っ張られて割れてしまう・・・ということが起こります。
この点は塗り壁にするデメリットと言えますね。
ちなみに、サイディングはサイディングで「コーキング部分が割れる」ということも起こります。どっちもどっちですね。
その2:凸凹があって汚れやすい
2つ目ですが、凸凹があって汚れやすいことです。
しかし、この凸凹があるせいで、汚れが隙間に入ってしまい汚れが取れにくい・・・というデメリットもあります。
基本、壁についた汚れは雨で洗い流すことができるのですが、ジョリパッドの場合は凸凹の溝に汚れが入るため、雨で汚れが落ちなくなります。
この点も塗り壁のデメリットと言えますね。
模様をつけるとオシャレになりますが、その分汚れが付きやすくなるということをお忘れなく・・・
その3:施工費用が高くなる
3つ目ですが、施工費用が高くなることです。
一般的なシリコン塗装材とほぼ同じ値段ですし、むしろ「耐用年数」を考えればお買い得な値段ではあります。
しかしながら、塗り壁というのは「左官職人が手を動かしながら仕上げる」という、言わば職人作業となります。
サイディングボードのように「貼って終わり」ではありません。
また、一般的な塗料材の場合、ローラーを使って塗装する作業になります。
言ってしまえば「職人技」というかは「ちょっと慣れた人ならできなくはない」という作業です。
しかし、ジョリパッドの場合、熟練の職人さんがコテを使って塗装します。
なので、施工費用が割高になってしまうのです。
施工費用が高くなることはデメリットと言えるでしょう。
その4:職人さんの腕に左右される
4つ目ですが、職人さんの腕に左右されることです。
ジョリパッドは特にそうで、平らな仕上げにする場合も結果は大きく変わります。
また、模様をつける場合なども、その職人さん次第で模様が変わりますし、職人さんの技術によって仕上がりは良くも悪くもなります。
なので、ハウスメーカー・工務店が採用する外壁塗装会社の職人さんの腕に全てが左右されてしまうのです。
デザインの仕上がりに違いは生まれません。
職人さんの腕によって仕上がりが左右されることもデメリットと言えますね。
余談ですが、うちの外壁を塗装してもらっている際、職人さんとお話ししていると
うちは若い人がいなくてねえ〜後継者が全然いないんだよ〜
と悩んでいました。
人がいなくて技術継承できる人がいない・・・塗り壁にする場合、職人さんに技術がなければいい仕上がりにはなりませんからね。
塗り壁の外壁を採用する時の注意点
それでは最後に、塗り壁の外壁を採用する時の注意点を解説します。
具体的には以下の3つです。
- サイディングよりも値段は高い
- 施工会社に対応可否を確認
- 仕上がりは職人さんの腕次第
それでは詳しく解説しています!
その1:サイディングよりも値段は高い
まず1つ目ですが、サイディングよりも値段は高くなります。
先ほどもお話ししましたが、塗り壁は施工費用が割高になりがちです。
というのも、
- サイディング:サイディングボードを取り付け
- 塗り壁:セメントボード取り付け→下地処理→ジョリパッド塗装
こんな感じで、施工手順も増えるからです。
サイディングボードであれば、どこかの会社を雇って寸法に合わせて加工・取り付けできれば、それで完成してしまいますからね。
ジョリパッド自体は高くないですが、職人さんの技術料と考えると・・・どうしても値段は高くなります。
少しでもコストを下げたいのであれば、塗り壁よりもサイディングボードの方がおすすめです。
その2:施工会社に対応可否を確認
2つ目ですが、施工会社に対応可否を確認しましょう。
私が選んだ工務店では「標準仕様で塗り壁」でしたので、特に何かを確認したわけではありません。
「標準仕様がサイディングボード」ということもあるでしょうし、中には「そもそも塗り壁施工できる会社と提携していない」というケースもあります。
ハウスメーカーから見積を取る際に外壁についても話があると思いますので、その際に
- そもそも塗り壁に対応しているのか
- 塗り壁の施工実績はどのぐらいあるのか
- 塗り壁にした家の写真を見ることはできるか
などを確認しましょう。
先ほど少しお話ししましたが、職人さんの技術継承ができない問題もあって、どの会社でもジョリパッドを綺麗に仕上げられるわけではありません。
塗り壁の施工実績があるかどうかは、結構重要なポイントだったりします!
その3:仕上がりは職人さんの腕次第
3つ目ですが、仕上がりは職人さんの腕次第になります。
言ってしまえば「誰がやっても同じ仕上がりになる」ということです。
しかし、塗り壁の場合は違います。
職人さんの腕・技術によって、仕上がり結果は大きく変わります。
その点を理解した上で、塗り壁外壁を検討しましょう。
また、施工会社の施工実績によってもノウハウや知識・技量は左右されます。
まとめ
というわけで、今回の記事では
- 塗り壁「ジョリパッド」について
- 家の外壁を塗り壁にするメリット
- 家の外壁を塗り壁にするデメリット
- 塗り壁の外壁を採用する時の注意点
上記4つについてお話ししました。
塗り壁のメリットとデメリットを解説するとともに、塗り壁を採用する時の注意点を解説しましたが・・・いかがだったでしょうか?
コストアップ・職人さんによって仕上がりは左右されますが、とてもオシャレな外壁になることは間違いありません!
ということで、これを外壁を塗り壁にすることを検討してみてはいかがでしょうか?
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