『防音室っていくら?』新築に防音室を作る上で必要な基礎知識や実際の防音効果について

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みなさんこんにちは。
副業ブロガーのソルです。

マイホームを建てる予定なんだけど、楽器演奏するから防音室が欲しいな。でも、防音室っていくらぐらいするんだろう。そもそもちゃんと防音できるのかな?防音室を作った人の感想を知りたい!

こんなお悩みを抱えているのであれば、この記事を読むことで解決できます!

なぜならば、新築マイホームに防音室を作った私が、防音室を作るときに必要な基礎知識を解説するとともに、防音室のメリットデメリット、注意点を解説するからです!

今回の記事は以下の人向けです。

  • 新築マイホームに防音室を作ろうと考えている人
  • 自宅で管楽器やギターなど楽器演奏をしたい人
  • 防音室を作るときの費用や注意点を知りたい人

今回の記事では

  1. 新築に防音室を作るときの基礎知識
  2. 新築防音室を使って感じたメリット
  3. 新築の防音室で後悔していること
  4. 新築に防音室を作るときの注意点

上記4つについてお話しします。

この記事を読み終えた後、あなたは

  • 防音室を作るときに必要な知識と注意点が分かった
  • 防音室がある家に住んでいる人の感想が分かった
  • 自宅に防音室で楽器演奏ができるようになった

という結果を手にすることができます!

目次

新築に防音室を作るときの基礎知識

それではまず、新築マイホームに防音室を作る上で必要な基礎知識を解説します。

具体的には以下の4つです。

  • 音の大きさを表すのはデシベル
  • 遮音・吸音・反響の3要素を考える
  • ユニットタイプとフリータイプ
  • 防音室を作るときの相場コスト

それでは詳しく解説します!

その1:音の大きさを表すのはデシベル

まず1つ目ですが、音の大きさを表すのは「デシベル(dB)」という単位を使います。

dB(デシベル):音の強さや電波の強さを表す単位

デシベルが大きければ大きいほど、周囲に音が大きく響いているということですね!

それでは、どんな音がどのぐらいのデシベルなのか・・・こちらの表をご覧ください。

dB数身近な例
10dBほぼ無音
20dB寝息、木の葉のふれあう音、置時計の秒針の音(前方1m)
30dBささやき声、洋服を着る音、夜の住宅、街の静けさ
40dB閑静な住宅街、図書館、鼻息、小雨の音、居眠り、昼の住宅街、コオロギの遠音、換気扇
50dB小さな声、静かな公園、クーラー(屋外機、始動時)、換気扇のエアコンの音、博物館
60dB普通の会話、普通の声、静かな乗用車、一般的な家庭の朝、トイレ洗浄音、テレビ小音
70dB掃除機、電車の車内、ステレオ(正面1m、夜間)、騒々しい街頭、大きな声、テレビ中音、新幹線内、乗用車
80dB交通量の多い道路、地下鉄の車内、電車の車内、ピアノ(正面1m)、電話、 機械工場の音、大型幹線道路
90dB犬の鳴き声(正面5m)、騒々しい工場の中、カラオケ(店内客席中央)、地下鉄車中、パチンコ店内
100dB電車が通るときのガード下、地下の構内、地下繁華街の音
110dB自動車のクラクション
120dBオーケストラの演奏、新幹線鉄橋通過
130dB飛行機のエンジンの音、落雷
引用:コノイエ|防音室のある家を建てるには? 流れやおすすめハウスメーカーを紹介
dB数楽器音の例
10dB無響室
30dB録音スタジオ
80dBステレオ中音量、生ギター、ヴァイオリン(子供)
90dBピアノ(低学年)、クラリネット、演歌、フルート
100dBピアノアマ、ボーカル、ファゴット、オーボエ、ハープ
110dBアルトサックス、ピアノプロ、声楽アマ、金管楽器
120dBテナーサックス、声楽プロ、ライブハウス、吹奏楽演奏
130dBドラム・ロックバンド・パーカッション・コンガ
引用:コノイエ|防音室のある家を建てるには? 流れやおすすめハウスメーカーを紹介

一般的にですが、50dBより低ければ音が気にならないと言われています。

逆に、50dBより高ければ「うるさい」と感じるようになると言われています。

なので、防音室を作るならば「50dB」よりも小さくなるように設計する必要があります。

例えばですが、

  • ピアノを演奏したい:80dBぐらい→30dBを下げる防音効果を考える
  • ドラムを演奏したい:130dBぐらい→80dBを下げる防音効果を考える

こんな感じで、あなたが防音室を使う目的によって必要な防音性能は変わります。

もちろんですが、防音効果が高くなればなるほどお金も高くなります。

まずは「なぜ防音室が欲しいのか?」を明確にしましょう!

その2:遮音・吸音・反響の3要素を考える

2つ目ですが、防音効果は「遮音・吸音・反響」の3要素から考えましょう。

私がマイホームに防音室を設けると検討していた際、工務店の人から

防音効果は「遮音・吸音・反響」の3要素を考える必要がある

と教わりました。

  • 遮音:音を遮る効果
  • 吸音:音を吸い込む効果
  • 反響:音を響かせる効果

自宅のマイホームでここまでの性能は必要ないかもですが・・・知識があって損はありませんからね!

なお、遮音に関しては「遮音等級(D値)」というものがあります。

例えば「D-50」であれば、50dBの音を遮音する効果があります。

遮音等級(D値)聞こえ方
D-65 通常では聞こえない
D-60 ほとんど聞こえない
D-55 かすかに聞こえる
D-50 小さく聞こえる
D-45 楽器の音を認識できる
D-40 曲がハッキリ聞こえる
D-35 楽器の音が日常会話くらい聞こえる
D-30 よく聞こえる
D-25 うるさく感じる
D-20 かなりうるさく感じる
D-15 大変うるさく感じる
引用:コノイエ|防音室のある家を建てるには? 流れやおすすめハウスメーカーを紹介

D値が大きければ大きいほど音を遮る効果が高いとお考えください。

例えばですが、

クラリネットを演奏する:90dBぐらいの音が発生
→50dBまで下げるには40dBの遮音が必要
→D-40の遮音等級(40dBの遮音性能)が必要

ということですね。

なお「D-40の遮音等級」というのは、その家自体の遮音性と防音室の遮音性を合わせた防音能力です。

基本的に「音」というのは、床や壁を通じて音が外に伝わります。

なので、遮るものがあればあるほど、家自体に防音性能が備わっていることになります。

一般住宅によく使われている住宅用サッシの遮音性能は、D-20~25です。

この「D-20~25の遮音性能」がある家に、D-15~20の遮音性能のある防音室を作ることで、合計でD-40になるという考え方です。

分かりやすく言い換えると、

防音室単体の遮音効果ではなく
家全体の遮音効果で考える

ということですね。

その3:ユニットタイプとフリータイプ

3つ目ですが、防音室にはユニットタイプとフリータイプの2種類があります。

  • ユニットタイプ:公衆電話ボックスのような「ボックスを組み立てて出来た」防音室
  • フリータイプ:部屋ごと防音室にするタイプ

ユニットタイプの防音室は、防音室を販売している会社から購入して家に設置するイメージですね。

大きな工事は必要なく、室内にパネルを組み立てるだけで完了することから「工期が早い」と言われています。

早ければ1日かからずに設置が完了しますからね!

また、部屋の大きさに合わせて防音室の大きさを選ぶこともできますし、ユニット販売ということからメーカーが提示している防音効果もある程度保たれます。

ただし、部屋の中にもう1つ部屋(ボックス)を設置することになりますので、部屋は狭く・圧迫感を感じやすくなってしまいます。

次にフリータイプの防音室についてです。

こちらはマイホーム工事と合わせて防音室を自由設計するイメージです。

ユニットタイプのように「パネルを組み立てて完了」というわけではなく「一から防音室を作る」ということになりますので、コストも工期もかかります。

しかしながら、

  • 部屋自体を防音室にできる
  • より高い防音効果にすることもできる

というメリットもあります。

せっかくマイホームを作るのであれば、フリータイプの防音室にしたいところですね。

その4:防音室を作るときの相場コスト

4つ目ですが、防音室を作るときの相場コストについてです。

超ざっくりですが、大体の相場コストは以下とお考えください。

項目相場価格
ユニットタイプの防音室50万円〜200万円
フリータイプの防音室1坪あたり100万円

例えばですが、4.5畳のフリータイプ(自由設計)の防音室を作る場合、大体ですが250万円ぐらいは必要です。

また、実際の部屋の大きさはもう少し狭くなるので注意が必要です。(防音材などが大きいため)

もちろんですが、防音性能にも左右されますし、メーカーによっても左右されます。

普段から防音室の施工を得意としている・実績がある工務店であれば安くなるでしょうし、逆に防音室を作ったことがない工務店であればお金も高くなります。

もっというと「防音効果がよく分からない」まま家を作られてしまい、

コストはとても安く済んだけど防音効果がないに等しい・・・

なんてことにもなりかねません。

実際にはハウスメーカー・工務店に任せる部分もあるとは思いますが、施主であるあなたが防音に関する知識を持っていなければこんな大失敗につながってしまいます。

ということで、防音に関する知識をある程度は持った上で、防音室を検討していきましょう!

新築防音室を使って感じたメリット

それでは次に、新築マイホームの防音室を使って感じたメリットを解説します。

具体的には以下の4つです。

  • 楽器演奏しても音が漏れない
  • シアタールームとしても使える
  • 玄関から防音室にアクセス可能
  • 相場価格よりも安く施工できた

それでは詳しく解説します!

ここからは、私の家の防音室をもとにお話をします。今後の防音室の検討の参考にしてもらえるとありがたいです!

参考:我が家の防音室について

解説に入る前に、まずは我が家の防音室について紹介しておきますね。

  • 部屋の広さ:4.5畳
  • 部屋の位置:家の真ん中(他の部屋・廊下に囲まれている)
  • 防音材について:セルロースファイバーという防音効果のある断熱材を周囲6面に吹き付け
  • そのほかの設備:防音ドア、吸音パネル、防音通気口、ポップインアラジン設置

我が家の防音室の最大の特徴は、セルロースファイバー(断熱材)の防音効果が非常に高く、断熱材=防音材となっていることですね。

防音室の外から。
防音室の天井。

そのため「特殊な防音材」というものはあまり使用しておらず、断熱材を少し多めに施工した・・・ということになります。

なので、防音室にかかったコストは総額50万円もかかっていません!

その他のポイントを簡単にまとめると・・・

  • 4.5畳あるので、数人でアンサンブルすることもできる
  • 家のど真ん中にあるので、より音が漏れにくい(後述)
  • 防音ドアの性能が非常に高い(カラオケみたいなイメージ)
  • 1面に吸音パネルを設置(音楽室で見る穴が開いたアレ)
  • エアコン設置(全館空調の吹き出し口があってとても快適)
  • ポップインアラジン(大画面シアタールームとしても使える)

詳しいことは後述しますが・・・とても快適な防音室に仕上がっています!

その1:楽器演奏しても音が漏れない

まず1つ目ですが、楽器演奏しても音が漏れないことです。

防音室なので当たり前といえば当たり前なのですが・・・先ほどもお話しした通り

実際に使ってみると音がダダ漏れだった・・・

なんてケースもあります。

しかし、我がマイホームでは・・・家の外には音がほぼ漏れない状態でした!

我が家の防音室は家のど真ん中にあります。

簡単にいうと、防音室の防音効果に加えて「何かの部屋で二重に覆われている」という状態になっているのです!

これもあって、我が家の防音室は(家の外からすると)楽器の音が聞こえない防音室を実現できています。

楽器によっては音が漏れることもありますが、夜とても静かな状態で「何か聞こえる?」というレベルです。

ちなみに、私の家の目の前には線路があります。

そもそも「楽器の音」よりも「電車の音」がうるさいので、楽器演奏しても音は聞こえないということですね・・・笑

その2:シアタールームとしても使える

2つ目ですが、シアタールームとしても使えることです。

先ほど少し書きましたが、我が家の防音室には「ポップインアラジン」というプロジェクターを取り付けています。

なので、部屋を暗くすればシアタールームになるのです!

画面サイズは「約80インチ」ぐらいの大画面になりますし、楽器の音と比べると振動が少ないため部屋の外にも音が漏れません。

爆音で聴いても防音室の外には音が漏れにくい状態でした。感動ものです!

防音室として使えるだけでなく、シアタールームとしても使えるのは大きなメリットだと感じました!

防音室を検討されるのであれば、シアタールームとしての使い方も併せて検討してみましょう!

その3:玄関から防音室にアクセス可能

3つ目ですが、玄関から防音室にアクセス可能なことです。

先ほどの間取り図を見てみましょう。

私の家の防音室は「玄関を入ってすぐの位置」にあります。

これの何がメリットかというと・・・友人・知人に防音室を貸す場合に「リビングを通らずに防音室に入れる」ということです!

あまり貸す機会はないのですが、設計時は

防音室を誰かに貸したい

ということを希望していました。

その際、リビングを通過するような場所だといちいち掃除しなければいけません。

なので、玄関入ってすぐに防音室が入れる状態にしてほしい・・・とお願いしていました。

その希望をそのまま間取りに反映してくださった設計士さん、本当にありがとうございます!

その4:相場価格よりも安く施工できた

4つ目ですが、相場価格よりも安く施工できたことです。

普通、防音室を作るとなれば

コンクリート構造にして音を遮音する

といった施工をするのが普通です。

実際に、他の工務店に相談した時も「コンクリートで囲って」みたいな話をされましたからね。

しかし、先ほどお話ししたように、私の家の防音室は「セルロースファイバー(断熱材)」の防音効果がメインです。

言い換えると、

あまり特殊なことはせずに
仕様品の断熱材を少し多く使った

というだけになります。

なので、相場価格よりもはるかに安いコストで防音室を設置できています!

実際にかかったコストをまとめると以下になるのですが・・・

項目金額
セルロースファイバー約15万円
防音ドア約14万円
吸音パネル約6万円
防音通気口約1万円
固定窓約1万円
合計約37万円
左側の白っぽいのがセルロースファイバー。前の穴あきパネルが吸音パネルです。

「防音室は200万円ぐらいする」と言われている中、たったの37万円で家の外に音が漏れない防音室を施工できたのは本当に良かったです!

工務店の皆様、本当にありがとうございました!

新築の防音室で後悔していること

それではここで、新築マイホームの防音室を使って後悔していることを解説します。

具体的には以下の2つです。

  • 他の部屋には音が筒抜けになる
  • 窓がなければもう少し防音できた

それでは詳しく解説します!

その1:他の部屋には音が筒抜けになる

まず1つ目ですが、他の部屋には音が筒抜けになることです。

先ほど私は

家の外にはほぼ音が漏れない状態です

と言いました。

しかしながら、あくまで「家の外」の話です。

残念ながら、我が家の防音室は「他の部屋」には音が漏れてしまいます・・・

理由は簡単で、特殊な防音性能のあるものをそこまで使っていないからです。

お話ししたように、我が家の防音室のメインは「セルロースファイバー」の防音効果です。

吸音効果が高いとは言っても、コンクリートで覆った時のような遮音効果はありません。

なので、楽器演奏した時の音=振動が、各部屋に伝わって音が聞こえてしまうんですよね。

もちろん、それを知った上で防音室を施工しているんですけどね・・・

実際に使ってみて後悔したのは事実なので記載しておきます。

とは言いつつ・・・音がダダ漏れというわけではなく「少しこもった音が聞こえる状態」です。

セルロースファイバーには「遮音効果:51dB」という効果があるのも事実ですからね。

>>セルロースファイバー断熱性能データ

余談ですが、あくまで「楽器演奏した時に家の中で音が漏れる」というだけであり、

ポップインアラジンで
爆音で映画を見る

場合は、家の中に音は漏れません。

その2:窓がなければもう少し防音できた

2つ目ですが、窓がなければもう少し防音効果が上がったと思っています。

我が家のマイホームには、リビングが見えるように固定窓を取り付けています。

画面中央の障子の部分が窓になっています。

これは、私の妻が

楽器を演奏している時に、リビングにいる子供の様子が見えるようにしたい

という希望があったためです。

リビングの様子がきちんと見える状態になってはいますが、防音効果の観点からすると少し後悔している点はあります。

しかしながら、固定窓があることで防音室にも太陽光が差し込む=明るい部屋になっています。

普通の防音室は

  • コンクリートで囲い込む
  • 窓を全て無くす

と言った、完全密室のようなくらい部屋になるイメージですからね・・・

しかも、我が家の防音室には全館空調を伝って温度調節もできますからね。

明るくて快適な防音室になったと考えれば、後悔よりも満足している点の方が大きいです!

新築に防音室を作るときの注意点

それでは最後に、新築に防音室を作る時の注意点を解説します。

具体的には以下の4つです。

  • まずは防音室の対応可否を確認
  • 組立式ならば搬入時期も重要
  • 防音室の目的を明確にすること
  • 可能であれば実際に確認すること

それでは詳しく解説します!

その1:まずは防音室の対応可否を確認

まず1つ目ですが、まずは防音室の対応可否を確認しましょう。

ハウスメーカー・工務店によっては、防音室に対応してくれないケースもあります。

自由設計の対応可否はもちろん、ユニットタイプの「防音室を設置するだけ」でも断られる可能性もあります。

理由は色々ありますが、

  • 仕様・設計に大きく関わる可能性がある
  • 後から音が漏れて何かを言われても責任取れない

ですね。

仮にユニットタイプの防音室にする場合でも、事前にハウスメーカー・工務店に確認しましょう。

ちなみに、私が選んだ工務店では、防音室の実績がそこまでありませんでした。

しかし、設計士さんがいろんなことを調べていろんな提案をしてくださり、防音室施工に対しても前向きに考えてくれました。

設計士さんの提案があって実現できた防音室ですね!本当にありがとうございます!

その2:組立式ならば搬入時期も重要

2つ目ですが、組み立て式ならば搬入時期も重要になります。

フリータイプ(自由設計)の防音室であれば、ハウスメーカー側で工期を調整するので問題ありません。

しかし、ユニットタイプ(組立式)の防音室の場合、ハウスメーカーの工期に合わせて搬入しなければいけません。

搬入時期が遅れてしまうと「すでに部屋が出来上がっていて搬入できない」なんてこともありますからね。

ハウスメーカー側で手配してくれるのであれば話は別ですが、あなた自身で手配する場合は工期も考えておきましょう。

その3:防音室の目的を明確にすること

3つ目ですが、防音室の目的を明確にしましょう。

冒頭でもお話ししたように、防音性能によってコストは大きく変わります。

例えばですが、

  • ピアノ演奏しかしないのにドラム演奏できるレベルの防音室になった:必要以上のコストがかかる
  • ドラムを演奏したいのにピアノ演奏するレベルの防音室だった:ちゃんと防音できない部屋になる

防音室を設置したいという意図を伝えるとともに「どんな目的で防音室を設置するのか」を明確にしましょう。

こんな問題が起こり得ます。

ちなみにですが、

シアタールームとして使いたい

というのであれば、そこまで過剰な防音性能を意識する必要はないかと思います。

個人的な感覚ですが、シアタールームであれば普通の断熱材と壁+吸音素材でなんとかなる気がします。

もちろん、工務店の仕様やスピーカーの性能にも左右されますけどね。

その4:可能であれば実際に確認すること

4つ目ですが、可能であれば実際に確認しましょう。

ハウスメーカー・工務店で防音室の施工実績がある場合、その家を見学させてもらえないか交渉しましょう。

一生に一度のマイホームですから「完成した後にもう一度作り直す」なんてことは絶対に避けるべきです。

そんな後悔をしないためにも、必ず事前に確認させてもらうように交渉してください。

また、ユニットタイプの防音室を購入する場合も同様、メーカーの展示場に足を運んで防音効果を確認してください。

理由は同じで、後から「思ったよりも防音効果が弱かった」という事態を避けるためです。

ちなみに私の場合は・・・工務店側で防音室の施工実績はありませんでした。

「ない」わけではないのですが「ピアノ演奏」程度の防音室でしかなく、楽器を演奏するレベルの防音室は初めてだったそうです。

しかしながら、セルロースファイバーの防音効果を事前に確認していました。

  • 工務店にある「セルロースファイバーで囲まれた箱」の中に防犯ブザーを入れる→音が消える
  • セルロースファイバーの工場を見学してセルロースファイバーに囲まれた部屋に入る→工場の音が消える

ということを確認していたこともあって、セルロースファイバーの防音効果を実感できていました。

なので、工務店で防音室を施工してもらうことに戸惑いはありませんでした。

実際に出来上がった防音室にも大変満足しています!

まとめ

というわけで、今回の記事では

  1. 新築に防音室を作るときの基礎知識
  2. 新築防音室を使って感じたメリット
  3. 新築の防音室で後悔していること
  4. 新築に防音室を作るときの注意点

上記4つについてお話ししました。

防音室を作るときに必要な基礎知識を解説するとともに、防音室のメリットデメリット、注意点を解説しましたが・・・いかがだったでしょうか?

防音室は普通の家にあるものではないため、本気で作るとなればお金はかかります。

しかし、例えばですが、

毎日どこかのスタジオを借りて練習している

という状況であれば、一掃のこと防音室を作った方がお金は安く済むでしょう!

また、自分のマイホームで趣味に打ち込めるというのは本当に快適なことです!

というわけで、これを機に防音室がある新築マイホームを検討してみてはいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

副業ブロガーソル。実体験をもとにマイホーム購入を検討している人に役立つ情報を発信するブログ「ソルのマイホーム」を運営しています。

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