みなさんこんにちは。
副業ブロガーのソルです。
新築マイホームの地鎮祭が終わったんだけど、次は着工式とか上棟式をやるんだよね?上棟式って何をするの?準備物とか色々あるんだよね・・・上棟式について詳しく教えて!
こんなお悩みを抱えているのであれば、この記事を読むことで解決できます!
今回の記事は以下の人向けです。
- 地鎮祭が終わって着工式や上棟式を控えている人
- 上棟式や棟上げのことが何なのかよく分からない人
- 上棟式の流れや何を準備すればいいのか知りたい人
今回の記事では
- 上棟式(棟上げ)とは何なのか
- 上棟式(棟上げ)の流れと準備物
- 上棟式(棟上げ)でよくあるQ&A
上記3つについてお話しします。
この記事を読み終えた後、あなたは
- 上棟式・棟上げが何なのか・開催する意味が分かった
- 上棟式の流れや何を準備すればいいのか分かった
- 上棟式を無事に終えて家づくりが着々と進んで行った
という結果を手にすることができます!
上棟式(棟上げ)とは何なのか
それではまず、上棟式(棟上げ)とは何なのかについて解説します。
具体的には以下の3つです。
- 棟上げ=棟木を取り付けること
- 上棟式=工事の安全を祈る儀式
- 家の建築で最も大事な日
それでは詳しく解説します!
その1:棟上げ=棟木を取り付けること
まず1つ目ですが、棟上げとは棟木を取り付けることです。
木造住宅の場合、柱・梁・屋根といった家の骨組みを組んでいきます。
棟木を組む=骨組みを最後まで作り終えて棟木を上げるということで「棟上げ」と言われています。
もっと簡単にいうと、棟上げ=骨組みが完成することですね!
棟上げは、晴れた日の朝から1〜2日で全ての骨組みを完成させるのが一般的です。
なので、メインの大工さん(棟梁)以外に、10人ぐらいの応援大工さんを読んできて、大勢で一気に仕上げていきます。
ただし、木造住宅でも「ツーバイフォー工法」などの場合は棟上げの概念がありません。
その2:上棟式=工事の安全を祈る儀式
2つ目ですが、上棟式とは工事の安全を祈る儀式のことです。
棟上げが終わるととりあえず家の形にはなりますよね。
棟上げ式とも呼ばれます。
上棟式は、神棚を設置してお供え物を準備して神主様をお呼びして・・・という、割としっかりした儀式です。
しかしながら、最近は簡略化された上棟式も多く、ハウスメーカーの現場監督が代理で取り仕切ることも多いです。
なお、上棟式の際には施主が食事やお酒を振舞って・・・というのが一般的でしたが、現代ではこちらも簡略化されています。
大工さんの昼食はハウスメーカーで準備する、というのも割と普通になっています。
その3:家の建築で最も大事な日
3つ目ですが、棟上げ・上棟式は家の建築で最も大事な日と言われています。
理由は簡単で、1階から最上階までの骨組み・屋根を一気に組み上げる日だからです。
また、棟上げが終わったこと・これからの工事の安全を祈願する上棟式も、大切であることはなんとなく分かると思います。
なので、メーカーからは
この日に棟上げと上棟式を実施する予定です。
と連絡が入るでしょう。
上棟式がないケースもありますが、いわゆる「昔ながらの木造住宅」では欠かせない儀式でもあります。
上棟式(棟上げ)の流れと準備物
それでは次に、上棟式(棟上げ)の流れと準備物について解説します。
具体的には以下の3つです。
- 棟上げ当日の流れ
- 上棟式当日の流れ
- 準備しておくもの
それでは詳しく解説します!
その1:棟上げ当日の流れ
まず1つ目ですが、棟上げ当日の流れについてです。
ハウスメーカーからは
この日に棟上げを実施しますので、朝8時ごろに集合していただけますか?
と連絡が入ると思いますので、当日朝遅刻しないように現場に集合しましょう。
集まった大工さんは、体を清める儀式をしてから一気に作業を開始します。
あとは棟上げの様子を見学するだけなのですが・・・
あっという間に骨組みが出来上がっていくので、本当にビックリしますよ!
朝ごはんを食べるということで1時間ぐらい抜けていたら、すでに2階の床と骨組みが出来上がっていましたからね。笑
昼食に関しては、施主が準備するのが一般的とされていましたが、今はハウスメーカーが準備してくれるケースが多いです。
なお、作業現場では10時と15時に休憩を取ることが多いのですが、このタイミングで差し入れを持っていきましょう。
ペットボトルのコーヒー、もしくはお茶(夏場は冷たいもの・冬場が暖かいもの)を渡しておけばOKです。
棟上げが行われると、上棟式の準備を開始します。
服装に関してですが、特に指定はありません。
半袖短パンはNGですが、襟付きのシャツを着ていればOKです。
その2:上棟式当日の流れ
2つ目ですが、上棟式当日の流れについてです。
棟上げが終わった後にそのまま上棟式に入るケースと、棟上げとは別の日に上棟式を行うケースがあります。
神主さんを呼ぶ場合でも、基本的にはメーカー側で手配してくれます。
式の流れについては、
- 棟梁が棟木の上に飾り物を上げる
- 祭壇に御幣や神饌物を飾る
- 施主と棟梁が、家の四隅の柱の部分に、酒や塩、お米などをまいてお清め
- 工事が無事進むよう祈願し、二礼拍手一礼する
- 施主が挨拶をしてから乾杯
- 棟梁や関係者の挨拶
- 場合によっては、餅や銭、お菓子などをまく
- 手締めを行う
- 施主から棟梁や作業してくれた人にご祝儀や引き出物を配る
こんな感じです。
基本的にはメーカー担当者の指示に従えばOKです。
服装については、儀式ということで正装が一般的です。
スーツ(ネクタイ無し)で行くのが無難でしょう。
その3:準備しておくもの
3つ目ですが、上棟式で準備しておくものです。
先ほどお話ししたように、上棟式の際のお供え物は施主が準備するものとなります。
具体的な準備物は以下の通りです。
種類 | 内容 |
---|---|
魚 | 鯛1匹 |
米 | 洗い米1〜2号 (無洗米でもOK) |
塩 | 米と同じぐらい |
野菜 | 大根1本、人参1本、きゅうり3本 |
果物 | バナナ1房、みかん3個、りんご3個 |
乾物 | 昆布1袋、スルメ1枚、かんぴょう1袋 |
重ね餅 | 紅白の餅(大)1重ね |
重ね餅 | 紅白の餅(小)4重ね |
お米や塩、野菜や果物、乾物はスーパーで手に入るので特に心配はありません。
おそらくですが、メーカーから「ここで仕入れたら良いですよ」と教えてくれると思います。
また、メーカーから写真付きで「こんなものを準備してください」と言われるはずですので、あまり心配する必要はありません。
分からないことがあればメーカー担当者に聞けばOKです!
上棟式(棟上げ)でよくあるQ&A
それでは最後に、上棟式(棟上げ)でよくあるQ&Aについて解説します。
具体的には以下の5つです。
- 縁起が良い日取りが良いの?
- 天気が悪かったら上棟式は中止?
- 上棟式の挨拶は何を話せば良い?
- ご近所さんのへの挨拶は必要?
- 餅まきはやった方が良いの?
それでは詳しく解説します!
その1:縁起が良い日取りが良いの?
まず1つ目ですが、
縁起が良い日取りが良いの?
という質問です。
棟上げはさておき、上棟式に関しては「儀式」となりますから、縁起が良い日にちに開催するのが一般的です。
ただ、ハウスメーカー担当者から
この日に上棟式を開催しようと思います
と提案されるのが普通ですから、あまり気にしなくても大丈夫でしょう。
こちらのサイトで建築吉日が分かりますので、一度目を通しておきましょう。
その2:天気が悪かったら上棟式は中止?
2つ目ですが、
天気が悪かったら上棟式は中止なの?
という質問です。
結論としては、上棟式は雨が降っても特に問題ありません。
逆に、雨が降った方が
- 幸せや福が「降り込む」
- 永遠の火消し=火事にならない
ということで、縁起が良いらしいです。
ただし「棟上げ」に関しては、雨が降ったら中止になるケースもあります。
建築に使われる材料は十分乾燥させて使われますので、少々の雨で腐るということはまずあり得ません。
作業的にも、少々雨が降っても特に支障はありません。
ただ、よほどの大雨・強風の場合は日にちを変更せざるを得ません。
私の場合、棟上げの日にちが雨の影響で1日遅れました。
その3:上棟式の挨拶は何を話せば良い?
3つ目ですが、
上棟式の挨拶は何を話せば良いの?
という質問です。
結論としては、何を話しても大丈夫です。笑
その際には、
本日はお集まりいただきありがとうございます。棟上げが進むということでとても嬉しく思います。工事中は怪我のないよう安全第一でよろしくお願いします。
といえば大丈夫でしょう。
あまり堅苦しく考える必要はありませんし、嬉しい気持ちを素直に伝えればOKです。
その4:ご近所さんのへの挨拶は必要?
4つ目ですが、
ご近所さんへの挨拶は必要なの?
という質問です。
結論としては、前日に挨拶しておくのがベターです。
しかしながら、棟上げ作業は「大人数で重機を使って」行いますから
当日はご迷惑をお掛けします
と一声かけておいた方が良いでしょう。
余裕があれば手土産を持参しても良いですが、別になくても大丈夫です。
あまり気を使いすぎる必要はないのですが、もし仮に
ご近所さんでめっちゃうるさいクレーマーがいる
という場合は、手土産を持参してきちんと挨拶しておくべきでしょう・・・
その5:餅まきはやった方が良いの?
5つ目ですが、
餅まきはやった方が良いの?
という質問です。
結論としては、餅まきはやらなくても大丈夫です。
私が会社の人に「棟上げがある」と言ったら、ほぼ100%の確率で
餅まきはやるのか??
と聞かれました。
しかし、ここ最近は餅まきを行わない家庭も増えています。
私も餅まきは行いませんでした。笑
ご近所さんと仲が良い・昔から知っている仲・・・という場合に行う程度で問題ないと思います。
餅だけでなく、お菓子を撒く(配る)こともあるようです。
まとめ
というわけで、今回の記事では
- 上棟式(棟上げ)とは何なのか
- 上棟式(棟上げ)の流れと準備物
- 上棟式(棟上げ)でよくあるQ&A
上記3つについてお話ししました。
上棟式(棟上げ)とは何なのかを解説するとともに、上棟式の流れや注意点、よくあるQ&Aについて解説しましたが・・・いかがだったでしょうか?
繰り返しになりますが、棟上げは家の建築で最も重要な日になります。
基本的にはハウスメーカー側が準備・進行してくれるものですが、基礎知識を持っておくに越したことはありません。
P.S.
上棟式の前に行うのは「着工式」です。
その名の通り、工事が無事に着工できました・・・と言うイベントになります。
P.P.S.
この記事を読んでいるあなたは、おそらく地鎮祭は終えているかと思います。
しかし、もしあなたが
これから地鎮祭も行うけど何をすればいいかよくわからない
と言うのであれば、こちらの記事も合わせてお読みください。
コメント