みなさんこんにちは。
副業ブロガーのソルです。
自然素材の家が良いっていうけど、そもそも「自然素材の家」ってどんな家なの?身体に良いというけど本当なのかな?自然素材の家のメリットデメリットを教えて!
こんなお悩みを抱えているのであれば、この記事を読むことで解決できます!
今回の記事は以下の人向けです。
- 新築で自然素材を使った家を建てようと思っている人
- 自然素材と聞くけど具体的に何が自然なのか知りたい人
- 自然素材の家に住むメリットデメリットを知りたい人
今回の記事では
- 自然素材の家って具体的にどんな家?
- 自然素材を使いまくった自慢の我が家
- 自然素材を使った家に住むメリット
- 自然素材を使った家に住むデメリット
上記4つについてお話しします。
この記事を読み終えた後、あなたは
- 自然素材の家とはどんな家なのか何となく分かった
- 自然素材の家に住むメリットデメリットが分かった
- 自然素材をふんだんに使った家を建てると決めた
という結果を手にすることができます!
自然素材の家って具体的にどんな家?
それではまず、自然素材の家とは具体的にどんな家なのかを解説します。
具体的には以下の3つです。
- 化学物質未使用の家のこと
- 化学物質完全未使用はない
- 自然素材の家に住んだ感想
それでは詳しく解説します!
その1:化学物質未使用の家のこと
まず1つ目ですが、自然素材の家とは「化学物質が使われていない家」のことを指します。
自然素材というのは、具体的には
- 漆喰
- 珪藻土
- 天然リノリウム
- 無垢材
- コルク材
- セルロースファイバー
などのことです。
逆に、化学物質を含んだ素材というのは、
- 塩化ビニールシート
- 合板フローリング
- ビニールクロス
などのことを言います。
また、いろんな箇所で使われる「接着剤」なんかも化学物質ですね。
化学物質を使った家は、住んでいる間に空気中に化学物質が放出されていきます。
人によっては何ともないことが多いのですが、中には
化学物質のせいで身体中が痒くなる
といった事例もありますからね。
一方で、天然素材を使った場合、化学物質は空気中に放たれません。
一生のうちで長い時間を過ごすマイホームとなれば、毎日綺麗な空気に満ちた空間にしたくなりますよね!
その2:化学物質完全未使用はない
2つ目ですが、化学物質を”完全に”使わない家はほぼありません。
我が家は自然素材をふんだんに使った家ではあるのですが「化学物質完全未使用」ということでもありません。
おそらくですが「自然素材の家」と謳っているハウスメーカーで、
100%化学物質を使っていない
という家は存在しないと思います・・・
ただし、私が家づくりを検討する中で、ある工務店では
お子さんがひどいアレルギーで、化学物質にものすごく敏感だった。アパートやマンションでは暮らせないので家を作ることになった。なので、化学物質を一切使わない家を建てた。
というお話を聞きました。
その家のおかげで、お子さんのアレルギーは治ったのだとか。
しかしながら、こうした「化学物質を一切使わない家」と言うのは、本当にごく稀にある程度のことです。
なので、いくら自然素材を使った家とはいって、100%化学物質を使っていないわけではないことを理解しておきましょう!
「自然素材の割合が多い」と考えるのが正しいでしょうね!
その3:自然素材の家に住んだ感想
3つ目ですが、自然素材の家に住んだ感想についてです。
繰り返しになりますが、我が家は自然素材をふんだんに使ったマイホームに住んでいます。
具体的にいうと、
- 自然乾燥させた構造材を使った木造住宅
- 天然の木を使った無垢床
- 断熱材の王様であるセルロースファイバー
- 内壁に塗られた調湿効果の高い珪藻土
上記の4つが、我が家の快適性を司る自然素材です!
これらの自然素材のおかげで・・・私たちの暮らしはものすごく快適なのです!!
天然の木がいたるところで使われていますから、木の香りがすることはもちろん、気が持つ調湿効果などの恩恵も受けています。
真夏の日照りが強い日でも家の中はそこまで熱くなりませんし、外の音も聞こえにくいという特典付きです!
最後は、内壁に塗られた珪藻土です。
夏場でも寝ていたら喉が乾燥するぐらいです!
という感じで、自然素材をふんだんに使った我が家は、本当に快適に暮らせるマイホームとなっています!!
自然素材を使いまくった自慢の我が家
それでは次に、自然素材を使いまくった自慢の我が家を紹介します。
具体的には以下の4つです。
- 構造材は国内産の乾燥木材
- 床板は檜・杉の天然無垢材
- 断熱材はセルロースファイバー
- 内壁は調湿効果の高い珪藻土
それでは詳しく解説します!
その1:構造材は国内産の乾燥木材
まず1つ目ですが、構造材は国内産の自然乾燥させた木材を使っています。
安い海外産の木材ではなく、国内で育てられた木材を厳選して使っています。
また、自然乾燥させているため、
- 水分を均等に含んでいる、ムラがない
- 住環境における調湿機能が高い
- 香り成分(揮発成分)が優れている
- 抗菌機能が優れている
- CO2排出量が抑制されている
といったメリットがあります。
自然乾燥と比べて短期間で乾燥させることができるのですが、その代わりに木が独特な匂いを発します。
一方で、自然乾燥させた木材は
- 人間にとってはとても良い香りがする
- 虫にとっては嫌な匂いになる
といったメリットもあるのです!
木造住宅の中でも、特に木の香りがする家だと思っています!!
木造住宅のメリットデメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています!
その2:床板は檜・杉の天然無垢材
2つ目ですが、床板は檜・杉の天然無垢材を使っています。
無垢床というのは、本物の木を使った床材のことです。
我が家は、
- 1階:檜の無垢材
- 2階:杉の無垢材
を使っています。
無垢材を使っているおかげで、
- 木の香りがする
- 調湿効果がある
- 床がサラサラしている
- 冬はほんのり暖かい
というメリットがあります!
なので、夏場でも床はサラサラしていてとても気持ち良いです!!
なお、無垢床のメリットデメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています!
余談ですが、
- トイレ
- 脱衣所
上記2箇所は、無垢材ではなくクッションフロアを使っています。
その3:断熱材はセルロースファイバー
3つ目ですが、断熱材はセルロースファイバーを使っています。
断熱材もいろんな種類があるのですが、セルロースファイバーは
断熱材の王様
と言われている素材です!
セルロースファイバーとは、古い新聞紙を粉々にしてできた断熱材のことで、天然の木質繊維を持つ「自然素材」です!
しかも、新聞紙が原材料であるにも関わらず、防火性能も高いというメリットだらけの断熱材です!
防音効果が高いことから、我が家の防音室の周囲6面にもセルロースファイバーを採用しています!
セルロースファイバーのおかげで、外の温度に左右されにくく快適に暮らせています!
しかも防音室まで作れているという特典付きです!
その4:内壁は調湿効果の高い珪藻土
4つ目ですが、内壁には調湿効果の高い珪藻土を使っています。
家の内壁には、
- クロス
- 漆喰
- 珪藻土
大きく3つのどれかが採用されることが多いです。
珪藻土というのは、植物プランクトンの一つである「珪藻」の死骸が、地底や海底に化石化したもののことを言います。
我が家では、
- 子供部屋
- トイレの壁1面
- 収納場所
を除く場所の全てに珪藻土が塗られています。
珪藻土には、
- 非常に高い調湿効果を持つ
- 脱臭・消臭効果もある
- 耐火温度が高く燃えにくい
というメリットがあります。
中でも「調湿効果」は凄まじく高く、夏場のジメッとした時期でも家の中はカラッとしています。
日差しがない雨の日なんかは、カラッとしすぎて
今日はなんか肌寒いなあ
と感じるレベルです!
この結合材に「接着剤」を使ってしまうと、せっかくの自然素材の良さが台無しになってしまいます。
珪藻土のメリットデメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています!
参考:空気を循環させる全館空調
参考までに、我が家ではパッシブエアコン(全館空調)を採用しています。
パッシブとは、
という意味であり、簡単にいうと
自然の力に逆らわらず、逆に受け入れることで省エネにする
ということになります。
エアコンをガンガンつけて部屋を快適にするというよりも、
自然の力を上手く使って部屋を快適にする
というイメージですかね。
なお、パッシブエアコンのメリットデメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています!
自然素材を使った家に住むメリット
それではここで、自然素材を使った家に住むメリットを解説します。
具体的には以下の5つです。
- 身体にも心にも優しい
- 素材が持つ性質で快適に
- 耐久性の高い家になる
- 経年変化を楽しめる
- 日本の気候に合っている
それでは詳しく解説します!
その1:身体にも心にも優しい
まず1つ目ですが、身体にも心にも優しいことです。
冒頭でもお話ししたように、化学物質を含んだ素材の場合、アレルギーやシックハウス症候群などの原因になります。
しかしながら、自然素材を使った家の場合、化学物質が非常に少ないことから、アレルギー体質の人でも心配せずに暮らせます。
身体に優しい家と言えますね!
また、自然素材の中でも「木材」については、
- リラックス効果がある
- 睡眠の質が良くなる
- 集中力が高まる
- 認知症の抑制になる
- ポジティブになれる
といったメリットがあることも実証されています!
こんな感じで、身体にも心にも優しいことは自然素材の家の最大のメリットと言えます!
その2:素材が持つ性質で快適に
2つ目ですが、素材が持つ性質で快適に暮らせることです。
我が家の自然素材の箇所でもお話ししましたが、自然素材にはそれぞれが持つ固有の性質があります。
それぞれの素材が持つ性質を生かすことで、家の中でも暮らしがより快適になります!
温度・湿度の変化は快適性に大きく左右されますが、自然素材の場合は調湿効果が高いことがほとんどです。
また、調湿効果が高ければ、部屋の中で過度な湿気を防ぐことができます。
そのため、カビの発生やダニなどの害虫発生を防止することもできます。
「身体に優しい」につながってくるわけですね!
素材が持つ性質のおかげで快適に暮らせることも、自然素材の家に住むメリットと言えるでしょう!
その3:耐久性の高い家になる
3つ目ですが、耐久性の高い家になることです。
自然素材を使うことで、耐久性の高い・長く住める家になります。
一方で、何百年も前に立てられた古民家やお寺は今もなお生きています。
これは「自然素材を使っているから」というのが理由です。
代表例としては法隆寺が挙げられます。
日本最古の建物と言われている法隆寺は、メインの構造材は昔のまま維持されています。
それでも生き残っているということは、自然素材の強さ・耐久性の高さを物語っていますね!
メンテナンスが必要にはなりますが、新建材のように「何十年使ったら交換」というものではありません。
その4:経年変化を楽しめる
4つ目ですが、経年変化を楽しめることです。
自然素材の家は、人間とともに生きていると言えます。
色合いも変化しますし、日が当たれば焼けます。
物を落とせば傷がついたり凹んだりもします。
そうした経年変化を楽しめるというのは、自然素材に住むメリットと言えます。
なお、フローリングなんかは「傷ついたら終わり」ですが、無垢材の場合は補修できます。
経年変化を楽しむというのも悪くはありません!
その5:日本の気候に合っている
5つ目ですが、日本の気候に合っていることです。
日本は高温多湿の国ですから「モルタルの壁」みたいな海外のような家だと気候があっていません。
「日本の家の平均寿命が30年」と言われている理由は、新建材の普及に加えて、海外のスタイルを取り入れた結果なのかもしれません。
一方、日本で昔から作られてきた建物は「自然素材を使った家」です。
木は呼吸しますし、木自身の調湿効果もありますから、日本の高温多湿の気候に合っていると言えますよね!
そのため、自然素材を使った家は、
- カビが生えにくい
- 家が朽ちにくい
と言うことで、長く住める家になるのです!
日本の気候に合っているのは、自然素材の家に住むメリットと言えるでしょう!
自然素材を使った家に住むデメリット
それでは最後に、自然素材を使った家に住むデメリットを解説します。
具体的には以下の5つです。
- 値段が高い・限りがある
- 施工技術が求められる
- 反りや縮みの変化がある
- バリエーションが少ない
- メンテナンスが必要
それでは詳しく解説します!
その1:値段が高い・限りがある
まず1つ目ですが、値段が高くなることと、素材に限りがあることです。
新建材が普及した理由の一つに「値段が安いから」と言うことが挙げられます。
値段が安くなると言うことは、それだけ安い価格で家を販売することもできます。
なので、買い手側も嬉しいですし、売り手側も家を売りやすいと言う、お互いにwin-winの関係になっていました。
また、化学物質の場合は「作れる」と言うこともあって、資源に限りはありません。
一方で、自然素材の場合、新建材のように量産しにくいですから値段も高くなります。
化学物質とは違って「自然素材を作る」と言うことが簡単ではありませんので、安い価格でバンバン販売することもできません。
もちろんですが、簡単に作り出すことはできませんよね?
値段が高くなることと、素材に限りがあることは、自然素材の家のデメリットと言えます。
その2:施工技術が求められる
2つ目ですが、施工技術が求められることです。
例えばですが、新建材なんかは反りや縮みがないので、誰でも簡単に施工することができます。
誰でも容易に扱えるから、新建材を使って家はコストが安くなっていると言うこともあります。
しかしながら、自然素材の場合はそう簡単にはいきません。
なので、いわゆる「日本の大工さんの職人技術」が求められます。
また、珪藻土の場合は、誰でも簡単に壁に塗ることはできません。
セルロースファイバーも、普通の断熱材のように「設置して終わり」ではなく、
認定業者のみが施工できる
と言う素材です。
こんな感じで、何かと施工技術が求められる点も、自然素材の家のデメリットと言えるでしょう。
そう考えると、
昔の日本の人たちは本当に考え抜いて家を建てたんだなあ・・・
と思います!
その3:反りや縮みの変化がある
3つ目ですが、反りや縮みなどの変化が起こることです。
例えばですが、木材は水分を含むと膨張しますし、水分が少なくなると収縮します。
また、内壁の珪藻土なんかも、木材の伸び縮みによって割れたりします。
どれだけ綺麗に施工していたとしても、多少は割れてきます。
一方で、新建材の場合は「生きた材料」ではありませんから、こうした伸び縮みはありません。
ちなみに、木造住宅の場合、住んで1~2年の間は木が割れます。
住んでいると「ビシっ」と、ものすごく大きな音がしてビックリしますよ。
割れても強度的には問題ありませんのでご安心ください。
その4:バリエーションが少ない
4つ目ですが、バリエーションが少ないことです。
自然素材を使うと言うことは、素材の色をそのまま使うと言うことでもあります。
珪藻土や漆喰なんかも、素材が持つ色(白っぽい色)でそのまま使用します。
塗料を混ぜて着色することもできますが、新建材のように自由に好きな色にすることはできません。
一方で、例えばビニールクロスなんかはバリエーションが豊富ですよね。
フローリングの色も好きに変えられますからね。
自然素材そのものを使うことでバリエーションが少なくなってしまうことも、自然素材の家に住むデメリットと言えますね。
その5:メンテナンスが必要
5つ目ですが、メンテナンスが必要なことです。
新建材を使った家は、寿命が短い分「そもそもメンテナンスをする必要がない」と言うこともあります。
例えばですが、構造材は定期的に謀議処理をしないとシロアリに食われて終わりです。
無垢材なんかはワックスがけも必要です。
そこまで大変なメンテナンスは必要ありませんし、何度も何度も行う必要もありません。
しかしながら、化学物質を使った家よりもメンテナンスが重要になるのは言うまでもありません。
とはいえ、
だったら自然素材の家なんかに住みたくない!!
と思ってしまうほど大変なメンテナンスではありません。
まとめ
というわけで、今回の記事では
- 自然素材の家って具体的にどんな家?
- 自然素材を使いまくった自慢の我が家
- 自然素材を使った家に住むメリット
- 自然素材を使った家に住むデメリット
上記4つについてお話ししました。
自然素材の家とは何なのかを解説するとともに、自然素材の家に住むメリットデメリットを解説しましたが・・・いかがだったでしょうか?
正直にいうと、私も最初は
自然素材の家って何なの?そんなにこだわる必要があるの?
と思っていました。
しかしながら、家づくりのことを調べていくうちに、自然素材の家の重要性が分かってきました。
また、住んでから
自然素材にはこんな良さがあるんだ!
という理解も深まりました!
自然素材に囲まれた家は、あなたが想像している以上に素晴らしい空間となりますよ!
ということで、これを機に自然素材を使ったマイホームを検討してみてはいかがでしょうか?
P.S.
繰り返しになりますが、我が家は夏も冬も本当に快適に暮らせています!
その快適性を生み出しているのは、以下の自然素材です!
- 自然乾燥させた構造材
- 天然の木を使った無垢床
- 断熱材の王様であるセルロースファイバー
- 内壁に塗られた調湿効果の高い珪藻土
それぞれのメリットデメリットについては、以下の記事で詳しく解説しています!
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