みなさんこんにちは。
副業ブロガーのソルです。
新築のトイレをタンクレスにしようか迷うんだけど、タンクレスって本当に節水効果あるの?見た目がおしゃれなだけじゃない?タンクレストイレのメリットデメリットを教えて!
こんなお悩みを抱えているのであれば、この記事を読むことで解決できます!
今回の記事は以下の人向けです。
- 新築でタンクレストイレを採用しようと思っている人
- タンクレストイレのメリットデメリットを知りたい人
- タンクレストイレと普通のトイレの違いを知りたい人
今回の記事では
- タンクレストイレについて
- タンクレストイレのメリット
- タンクレストイレのデメリット
- タンクレストイレ検討中の人へ
上記4つについてお話しします。
この記事を読み終えた後、あなたは
- タンクレストイレのメリットデメリットが分かった
- 無理にタンクレストイレにする必要がないと分かった
- 普通のタンク付きのトイレにすることを決めた
という結果を手にすることができます!
タンクレストイレについて
それではまず、タンクレストイレについて解説します。
具体的には以下の3つです。
- タンクレストイレとは
- タンク付きトイレとの違い
- 人気のタンクレストイレ
それでは詳しく解説します!
その1:タンクレストイレとは
まず1つ目ですが、タンクレストイレについてです。
タンクレストイレとは、便器の後ろ側に水を貯めておくタンクがないトイレのことです。
今までのタンク付きトイレとは違ってスタイリッシュな見た目をしていることから、多くの人を魅了しました。
通常のトイレは背面にあるタンクに溜めた水で流すのですが、タンクレストイレは水道直結で水を流します。
また、標準でウォシュレットや節水機能が備わっている製品が多いのも特徴です。
どこのショールームに行っても当たり前のように展示されています!
最近の家ではタンクレストイレを取り入れる家庭も増えていますし、ホテルなんかでも採用されています。
その2:タンク付きトイレとの違い
2つ目ですが、タンク付きトイレとの違いについてです。
タンク付きトイレをもう一度おさらいしておくと、便器の背面にタンクがついていて、そのタンクに溜めた水を使って流すという仕組みです。
いわゆる「普通のトイレ」ですね!
タンクレストイレのように水道直結型ではないため、水道が止まってもとりあえず水を流すことはできます。
また、タンクレストイレは節水効果が高いと言われていますが、その分トイレ自体の値段は高くなります。
我が家も最初はタンクレストイレにしたかったのですが、予算の関係でタンク付きトイレにしています。
その3:人気のタンクレストイレ
3つ目ですが、人気のタンクレストイレを紹介します。
人気のタンクレストイレは以下の3つです。
大体の家庭で採用されているのは、上記の3つになります。
また、よくインスタグラムで取り上げられているのは、Panasonicのアラウーノですね。
水を流すだけでなく洗浄液も流してくれるため、毎回掃除もできてしまう・・・という優れものです。
高級ホテルなんかでもアラウーノが多いですね!
タンクレストイレのメリット
それでは次に、タンクレストイレのメリットを解説します。
具体的には以下の5つです。
- 節水効果が非常に高い
- スタイリッシュでオシャレ
- 段差が少なく掃除しやすい
- 機能性が高い商品が多い
- 連続して水を流せる
それでは詳しく解説します!
その1:節水効果が非常に高い
まず1つ目ですが、節水効果が非常に高いことです。
タンク付きのトイレは、1回水を流すために約13リットルもの水を使うと言われています。
一方で、タンクレストイレは1回3〜4リットル程度の水で済みます。
お住いの地域の水道代に身夜とは思いますが、年間で1万円以上も節約できると言われているのです!
10年使うと10万円の節約ですし、30年間だと30万円の節約になります。
そう考えると、非常に大きな節水効果があると言えますね!
その2:スタイリッシュでオシャレ
2つ目ですが、スタイリッシュでオシャレなことです。
冒頭でもお話ししましたが、タンクがないだけでトイレはとてもスタイリッシュに見えます。
大体ですが、高さ・奥行きが10〜20センチぐらいは小さくなります。
圧迫感が少なく、スタイリッシュでオシャレに見えることはタンクレストイレのメリットでしょう!
見比べてみても、やはりオシャレだなあと感じますよね!
その3:段差が少なく掃除しやすい
3つ目ですが、段差が少なくて掃除がしやすいことです。
タンクレストイレはすっきりとした見た目をしており、通常のトイレのような段差も少ないです。
なので、トイレの外側の拭き掃除が簡単です。
また、Panasonicのアラウーノなんかは、水と一緒に洗浄液も流すことができます。
トイレを流す際についでに掃除もしてくれるという優れものです!
こんな感じで、何かと掃除が楽になる点も、タンクレストイレのメリットと言えるでしょう!
その4:機能性が高い商品が多い
4つ目ですが、機能性が高い商品が多いことです。
見た目がスタイリッシュになるタンクレストイレですが、機能性も充実している商品が多いです。
例えばですが、
種類 | 内容 |
---|---|
TOTOネオレスト | においを抑えるキレイサイクル 使用時のみ便座を温める瞬間暖房便座による節電 |
LIXILサティス | 便座からクラシックの名曲などが流れる機能 夜中にトイレを利用しても明るさで目が冷めにくいほのかなライト |
Panasonicアラウーノ | 水を流すたびに洗浄液も流して常に綺麗にする 便器の中の泡「激落ちバブル」でハネを少なくする |
こんな感じで、通常のトイレにはない便利な機能が詰まっています!
その5:連続して水を流せる
5つ目ですが、連続して水を流せることです。
通常のタンク付きトイレで、何度か水を流そうとしたけど
あれ?水が流れないなあ・・・もう少し待たないと。
という経験はありませんか?
これは「タンクの水が溜まっていないから水を流せない」という状態になっているのです。
しかし、タンクレストイレの場合、水道管に直結しているため連続して水を流せます。
連続して水を流せる点もタンクレストイレのメリットですね!
タンクレストイレのデメリット
それではここで、タンクレストイレのデメリットを解説します。
具体的には以下の5つです。
- 停電時に水を流せなくなる
- 手洗い器の設置が別で必要
- 水圧や水道管の径に左右される
- ウォッシュレットの交換不可
- 何かと値段が高くなってしまう
それでは詳しく解説します!
その1:停電時に水を流せなくなる
まず1つ目ですが、停電時に水を流せなくなることです。
なので、災害などで停電した場合は水を流せなくなってしまいます。
バケツに水を汲んで流せば大丈夫なのですが、何かと困ってしまいますよね。
あと、水道直結型ということもあって、水道が止まってしまうと水が流せなくなります。
一方、タンク付きトイレの場合、タンクにたまった水があれば水を流すことはできます。
こんな感じで、停電時や断水時に困ってしまうのはタンクレストイレのデメリットでしょう。
その2:手洗い器の設置が別で必要
2つ目ですが、手洗い場の設置が別で必要なことです。
タンクレストイレは、通常のトイレにある「背面のタンク」がついていません。
中には手洗い気がついている商品も一部ありますが、ほとんどのタンクレストイレに手洗い器は存在しません。
手洗い器を別で購入する必要がありますし、手洗い器を設置する場所も必要となります。
一方で、タンク付きのトイレには手洗い器が付いていることがほとんどです。
手洗い器の設置が必要、スペース確保も必要なことは、タンクレストイレのデメリットと言えますね。
その3:水圧や水道管の径に左右される
3つ目ですが、水圧や水道管の径に左右されてしまうことです。
タンクレストイレは水道直結型なので、水道管の水圧等によっては使用できない場合があります。
また、水道管の径が13ミリの場合も設置は難しいと言われています。
設置が難しいというより、一度に流せる水の量が減るためうまく流せなくなる可能性があるからです。
おそらくですが、タンクレストイレにしたい場合、ハウスメーカーから
水道管の径を20ミリに変更しましょう
と言われるはずです。
もちろん、その工事費用もかさんでしまいます。
なお、目安としては「0.05MPa~0.10MPaの水圧」があれば問題なく設置できると言われています。
その4:ウォッシュレットの交換不可
4つ目ですが、ウォッシュレット部分のみの交換ができないことです。
なので、万が一ウォシュレット部分が故障したとしても、ウォッシュレット部分だけの交換はできません。
便座の部分も含めて、メーカーへの修理依頼を出すことになってしまいます。
万が一故障した場合の交換・メンテナンスを考えた場合に、タンクレストイレはデメリットに感じてしまうかもしれません。
その5:何かと値段が高くなってしまう
5つ目ですが、何かと値段が高くなってしまうことです。
冒頭でもお話ししたように、タンクレストイレはトイレ自体の値段が高くなります。
1階と2階のトイレをタンクレストイレにしようとしていたので、最初は20万円ぐらい高かったことになります。
また、タンクレストイレにしようとすると、水道管を20ミリにする必要がありました。
なので、トータルすると60〜70万円ぐらい必要だったということです。
予算の関係から、水道管を変更せず、トイレも「タンク付きトイレ」にしたので、結果的には60〜70万円ぐらいは浮いたことになります。
こんな感じで、何かと値段が高くなってしまうのも、タンクレストイレのデメリットと言えるのではないでしょうか。
タンクレストイレ検討中の人へ
それでは最後に、タンクレストイレを検討しているあなたに私からアドバイスします。
具体的には以下の3つです。
- ぶっちゃけタンク付きで不便無し
- 水圧と水道管の径を調べること
- 予算がないならカバー付きでも
それでは詳しく解説します!
その1:ぶっちゃけタンク付きで不便無し
まず1つ目ですが、ぶっちゃけタンク付きトイレで不便に感じることはありません。
先ほどお話ししたように、予算の関係でタンク付きトイレにした私ですが・・・何も不便に感じてはいません。
見た目がスタイリッシュではないかもしれませんが、極端に言えば
「用を足すだけの場所」で見た目にこだわる必要があるのか??
ということもありますよね。笑
また、普通にトイレを使うだけだと、タンク付きトイレでもタンクレストイレでも何も変わりません。
という感じで、今になって思えば
普通のタンク付きトイレにしておいて良かった
と感じるのが正直なところです。
その2:水圧と水道管の径を調べること
2つ目ですが、タンクレストイレにする場合、水圧と水道管の径を調べておきましょう。
デメリットの箇所で色々書きましたが、特に「水圧と水道管の大きさ」については、普段のトイレ使いを不便にしてしまう可能性が大きいです。
なので、タンクレストイレにしたい場合は、水圧と水道管の径を必ず調べてください。
よくわからない場合は、ハウスメーカー・工務店の担当者に
タンクレストイレにしたいんですけど、水圧と水道管は大丈夫ですか?
と聞いておきましょう。
おそらくですが、水道管が13ミリの場合、20ミリにすることを勧められると思います。
その3:予算がないならカバー付きでも
3つ目ですが、予算がないならカバー付きのトイレもありです。
そうは言っても段差が少ないトイレにしたいね!
という要望は私も妻もありました。
ということで、1階のトイレはカバー付きのトイレにしました。
2階のトイレと比較すると、見た目も好き入りしていて、掃除もしやすい形状になっています。
1〜2万円のオプションだったので、そこまで高い費用ではありません。
まとめ
というわけで、今回の記事では
- タンクレストイレについて
- タンクレストイレのメリット
- タンクレストイレのデメリット
- タンクレストイレ検討中の人へ
上記4つについてお話ししました。
タンクレストイレのメリットデメリットを解説するとともに、タンクレストイレを考えている人にアドバイスしましたが・・・いかがだったでしょうか?
我が家では予算の関係でタンクレストイレは諦めました。
タンク本体の値段もそうですし、配管を20ミリにするための工事費用が高かったためです。
実際のところ、
お金に余裕があったらスタイリッシュなタンクレスが良かったな
と思う気持ちもあります。
とはいえ、我が家のようにカバー付きのトイレにすれば、見た目はスッキリしますし、掃除もしやすくなります。
ということで、この記事を参考にしてタンクレストイレにするかどうか検討しましょう!
P.S.
この記事で何度か登場した「水道の配管の径」についてですが・・・
水道管の径によって水回りの水圧が大きく変わります。
水栓が多い家庭では20ミリの配管の方が良いですし、水を同時に使用することが多い家庭も20ミリにした方が良いです。
また、この記事で解説した「タンクレストイレ」についても、水道管の径に左右されます。
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